HSPの仕事での失敗パターン

(1)対面や口頭でのコミュニケーションがうまくとれない

(2)細かい点にこだわり作業がおそくなる

(3)疑問・不明点をなかなか人に聞かないで自分で何とかしようとする

対面や口頭でのコミュニケーションがうまくとれない

これはHSPにはあるあるなのではないでしょうか。

職場が静まり返っているような条件下で、電話や誰かと会話することはHSPにとっては目立つことに該当するため、極力避ける傾向にあります。

HSPでない人にとっては当たりまえのことが、HSPには困難になるのです。

誰もそんなことに注目していないのにHSPは空回り的に気にしてしまい仕事がうまくいかないのです。

口頭で済む話をHSPはメールやチャットで済ます傾向にあります。

これがHSPが仕事でつらいと感じるゆえんです。

時間もかかってしまいます。

どうしてもこのスタイルができないようなら別の環境に身を移すのも一つの手です。

あなたがこのことに落胆したり自信を失ってはいけません。

あなたには別の方向で活躍できる力があるのだと思うようにすべきです。

相手が集中していたり、忙しそうにしている場合なかなか話しかけづらいのもHSPの特徴です。

仕事なのに相手から不機嫌そうな対応をされてしまうと、次回から構えてしまいます。

細かい点にこだわり作業がおそくなる

HSPは締め切りのない、答えのないそういった課題に取り組みやすい傾向があると思います。

逆に会社内の締め切りが必ずあるような場合はあまり力を発揮できないかもしれません。

そのような状況においても細部にこだわって相手がそこまで要求していない基準に仕上げようと時間を浪費してしまいがちです。

ある程度、枠組みや骨ができて早い段階で肉付けしたらフィードバックを得たほうが相手の要求に沿った仕事ができると思います。

例えば5日で仕上げなければならないなら3日でできましたと報告してフィードバックを受けたほうが相手の要求に沿ったものになると思います。

3日では未完成だと思いますがその段階で軌道修正する2日を確保した方がいいです。

5日目で相手の要求水準に達していなかったら地獄ですので。

60~80%程度で仕上げる習慣をつけましょう。

HSPは具体的・簡潔な指示がないと相手の言わんとしていることが呑み込めない傾向にありますので、なるべく相手にインタビューできる環境を作り出すことが必要です。

疑問・不明点をなかなか人に聞かないで自分で何とかしようとする

これも大問題です。HSPが一番はまるパターンです。

相手の言わんとしていることを1から10までスッと頭に入ることはその分野に長けていれば20まで用意周到に相手の要求水準に応えられるかもしれません。

しかし自分が考えていることを相手に過不足なく伝えることはなかなか難しく、何回かインタビューしないと正しい情報は引き出せないのがコミュニケーションの難しさです。

HSPは相手に気を遣い過ぎてこれがおろそかになりがちです。

HSPが感受性が豊かではあるもののそれが相手の要求に沿ったドンピシャな場面はなかなかないと思います。

相手が機嫌悪かろうが忙しそうでも、14時から5分だけお時間いいですかと言って時間を割いてもらいましょう。

HSPは仕事での承認欲求はHSP出ない人に比べて少ないのでここがおろそかになりがちです。

仕事は仕事で割り切っている人が圧倒的に多いのでこれは訓練するしかないでしょう。

HSPにとってこれを実現するにはやはり「気にしすぎない」がキーワードです。

あなたが気にしていることはHSP出ない人はどうせ明日には忘れています。

自分だけ気にしているのはたいてい大したことではないかもしれません。

でもHSPだけが気づいている本当に重要なことは相手には伝えましょう。

どうしてもこれらをクリアできないようならば
・一人で完結できる仕事に変更する
・毎日休みなくコツコツできるものに変更する
を徹底しましょう

作業は深く長く考える傾向にあり、 ビジネスシーンでは納期や期限が存在する場面では力が発揮できないこともあります。

しかし答えのすぐ出ない問題に対しては独自の視点で アインシュタインやニュートンのように偉大な発見をすることもあります。

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