HSPが天職を見つけるためには重要な要素が一つあります。
それは一人で完結できる仕事を見つけることです。
HSPで天職が見つからないのは沢山の人がいる会社で働くから失敗するのです。
これはHSPが持つある要素がうまくいかない原因だと私は考えます。
理解のある人が周囲にいれば問題ないですが、HSPではない人にとってはそんなこと関係ありません。
会社で働くのはもうやめよう
会社で働くのはHSPの才能をだいぶロスしてしまっていると考えます。
会社で仕事すると気にならなくていい部分に目が行ってしまって
そこでエネルギーを使い果たしてしまいます。
これって効率のわるい無駄な働き方だと思います。
会社に着いてから働くのに必要なエネルギーは本来の業務に100％注力できるのが理想です。
なので通勤時やオフィス内で無駄にロスしているエネルギーはできるだけ
カットした環境に身を置いた方がいいのではないかと考えます。
HSPはその方がパフォーマンスがいいし、そのほうが会社や社会全体のためになると思います。
それよりかは一人で完結できる仕事に没頭しているときの方が集中力が増します。
なので会社ではたらくのはもうやめようというのが私の考えです。
ただ現状会社で安定してパフォーマンスを発揮できているのであれば問題ありません。
全ての人にやめようと主張するものではありません。
疲れるのはHSPが持つある要素が原因だから
まずは過去に性格は6つに分類できるという記事を書きました。
性格は6つの要素から構成されていて、みんな全ての要素を持っています。
しかしその要素がどの割合で多用されるのかで性格が表れます。
HSPがたいてい生きづらいと感じている要素が一つあります。
それは知（マイナス）の性格要素が原因です。
会社で特に必要とされる要素は
意（プラス）
知（プラス）
情（プラス）
です。
そのあと
意（マイナス）
情（マイナス）
知（マイナス）
の順番になるでしょうか。
HSPは会社で働くのに少々不利な要素を持ち合わせてしまっているからです。
これでは相手の得意な分野で戦っているようなものです。
疲弊するのも無理はありません。
とはいってもHSPは一人で何か作業をしているときに驚異的な集中力を発揮することがあります。
私は高校生のとき化学の試験をまったく勉強していない状態から一夜漬けで98点とったことがあります。
この集中力は今までの人生で忘れられません。
知（マイナス）は時として予想もしないパフォーマンスを発揮することがあるのです。
会社で働いているとよくある場面
・満員電車に乗るだけで1日のエネルギーの2割くらいロスしている
・たくさんの人がいるオフィスにいるだけで周囲の目が気になってエネルギーを浪費する
・なぜか細部が気になって同僚より仕事に時間がかかって自己嫌悪になる
・上司や同僚からの指示があいまいで何をしていいのか途方にくれたことがある
・管理職はやりたくないのに任命された
これだけHSPが無駄にエネルギーをロスしてしまっている場面が挙げられます。
一人で完結できる仕事だったら発生しないです。
ただ仕事が遅いというのは仕方がないかもしれません。
HSPは細部にこだわるからです。
それなら逆の発想をして細部にこだわる必要がある仕事を天職とすればいいです。
でもそれって甘えじゃない？収入はどうするんだ！
会社を辞めるなんて甘えなんじゃないかとHSPの人は思うかもしれません。
しかし自分の天職の可能性が他にあるかもしれないなら探すのも一つの選択肢だと思います。
もし見つかったらラッキーです。
そんなこと言ったって収入がなかったら生活できないじゃないかという意見が出てきます。
ですので6か月程度は何もしなくても問題ないくらい貯金をしてから辞めた方がいいです。
貯金なんかないよという場合は休職するのもありです。
休職すると最長1年6か月は給与の3分の2が受給できます。
これは会社が負担するのではないので気にしてはいけません。
会社員の権利ですので天職が見つかるまでの猶予だと思えばいいです。
受給を受けるには医師に診断書を書いてもらう必要がありますので病院へご相談ください。
私は実際うつになって心療内科に行きました。
本来の力が出せなかったら意味ないです
HSPの才能は感受性と想像力です。
会社で要求されるスキルにあまり適応できていないのが実情だと思います。
リモートワークが可能になってきている会社もありますが、
基本的に人と何かやり取りする場面がチャット等で発生するとそれはそれで疲れます。
会社でHSPは他の人より無駄にロスしてしまう事情があるのに、この環境で働きつづけるのはどうなのかと思います。
HSPの本来の力が出せなかったら意味ないです。
最終的に天職はHSP自身が行動して見つけるしか方法はないと思います。
どの仕事がよくて、これですと断言はできません。
HSPにも得意不得意ありますし完全にこれだというのは人それぞれです。
しかし私がこの仕事だったら向いているのではというものを過去に書きました。
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