HSPは映画館が苦手という人もいます。
例えば、映画館の音量が大きすぎる、人がたくさんいる、具合が悪くなった時に周囲の人に迷惑がかかるので苦手。
といった悩みがないでしょうか?今回はそんな悩みに応える映画を楽しむ方法を紹介します。
映画館の大音量を抑えればいい
HSPの大半は映画館で流れる音量が大きいという理由で、映画一本見終わったころにはヘトヘトという経験がないでしょうか?
HSPは感覚が敏感なので音に対して、急にドアがバタンと鳴ると「ビクッ!」とします。
映画は好きなんだけれども、この大音量の問題があるためになかなか映画館に足を運べなかったあなたにおすすめの耳栓があります。
それはこれです。
CRESCENDO 耳栓 ライブ用 イヤープロテクター Music
この耳栓は
- 装着したまま会話することも可能
- 特殊なフィルターで大音量を遮音
- つけ心地も違和感がない
といった特徴があります。
なのでわざわざ会話する時に外さなくてもいいし、暗い映画館でなくす心配もありません。
これを使用している人の多くはライブ会場やクラブのスタッフです。
ライブ会場は私も行ったことありますが、映画館よりも1.5倍から2倍は爆音でした。
その当時は耳栓していなかったので、大音量のせいでヘトヘトになりました。
これがあったらもっと楽しめたのにと後悔しています。
なので問題なく、大音量で疲れるHSPはこの耳栓で映画を楽しめます。
店頭で欲しい場合は、少し大きな楽器店に行けば購入できます。
映画館に来る人達が気になる場合
映画が苦手な HSPにとってもう一つ問題がありますよね?
それは人混みが苦手だという問題です。
この問題に対しては
映画館に人があまりいない時間帯を狙う
結論はレイトショーがいいです。
私は映画館に行くのが好きで、あえてレイトショーを狙って観に行っていました。
席も隣どうしになることはありませんし、帰りも行列ができることもありません。
これなら人混みを避けて映画を楽しむことができます。
レイトショーは
- 金曜日
- 土曜日
- 日曜日
- 祝日
- 祝日の前日
に上映されることが多いです。
休みの日だと人がたくさんいるようなイメージがあるかと思いますが、意外と人がいません。
ただし東京でいうと新宿とか渋谷は別です。人がたくさんいる可能性があります。
あと、どうしても平日でないと映画館に行けない場合は
- 火曜日
- 木曜日
がいいです。
理由は土日に観に行けなかった人たちが月曜日に観に来るからです。
水曜日はレディースデーで人が多いですし、金曜日も休みの前日で人がいます。
時間帯は11:00~15:00がいいです。
理由はその日の初回の上映時間がモーニングショーで割引していることがあるからです。割引すると人がたくさん来ます。
ですので初回の上映時間を過ぎた11時ころが人が少ないです。
16:00以降は学生が観に来るので人がたくさん来る可能性があります。
よってレイトショーか平日の火曜日、木曜日の11:00~15:00の時間帯がベストです。
集中メガネを使う
どうしても観たい映画が空いている時間に観られない場合もあるかと思います。
その場合は、集中メガネをかけて少しでも周りを観ないようにします。
館内は暗いので、メガネをかけていることは気になりません。
どんなメガネかというと、これです。
Zoff+集中
超絶集中!マグネットタイプの着脱式フードを装着して視覚情報をカットすると、集中しやすい環境が作れるメガネ。フードを外せば普通のメガネとして使用可能。度付きレンズも入れることができます。
これなら映画に集中できます。
HSPは視線に何か気になるものが入ってくると、そればっかり気になってしまうので映画に集中できません。
これで視覚を映画に集中させてしまいましょう。
車で楽しめる映画館もある
映画館というと他人が隣同士で「ギッチギチ」になって座るイメージがあります。
ところが今はドライブインシアターという映画の楽しみ方もあるんです。
ドライブインシアターとは
ドライブインシアターって聞いたことあるでしょうか?
これはアメリカで始まった映画の鑑賞スタイルです。
これはどんなスタイルかというと駐車場に設置した巨大スクリーンを車の中から観るんです。
音声はどうするか?といった疑問が出てきますよね。
それは車内にあるラジオから聞きます。
こうすれば音量も調整できて、人と隣同士になる心配もありません。
HSPにとってはかなり合理的なシステムだと思いませんか?
このドライブインシアター、日本では1990年頃までは盛んだったようです。
そして2010年頃に大型映画館の出現によって、なくなってしまいました。
ところが今このドライブインシアターは最近、新型コロナウィルスの影響で映画館が営業できなくなったのをきっかけに復活しているんです!
Drive in Theater 2020 / ドライブインシアター2020
今こそ、ドライブインシアターをつくろう。私たちは今、不安の渦の中に生きています。でもだからこそ、力を合わせて笑うことを諦めてはいけない。そんな思いを込めて、Do it Theaterはドライブインシアターをつくる決意表明をします。
※2020年6月23日現在
まさに映画が苦手なHSPにとっておきのスタイルです。
映画館ではなくミニシアターもある
HSPが映画館を楽しむ方法はこれだけではありません。
映画館に人がたくさん来て困る場合はミニシアターがおすすめです。
ミニシアターってなに?
いわゆる単館系、小さな映画館です。
メジャーな作品からマイナーな作品まで小規模で営業しているところです。
内向的な人にはマイナーな映画も好きな人が多いので、意外といいです。
全国にあるミニシアターは全国にあります。少しスクロールしてください。
未来へつなごう!!多様な映画文化を育んできた全国のミニシアターをみんなで応援 ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金 | MOTION GALLERY
「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令され、政府からの外出自粛要請が続く中、閉館の危機にさらさ…。クラウドファンディングのMotionGallery。
これだったら座席数も数十人程度です。
HSPにとっては人の圧迫感もないし、帰るときの待ち行列もありません。
これは検討してみてもいいのではないでしょうか。
あと画面が大きすぎて圧迫感を感じてしまう場合もあることでしょう。
そんな場合はこのようなスタイルで映画を楽しむこともできます。
アバック座
これは何かというと貸し切りの映画館といえば、わかりやすいです。
HSPの人は上映中に離席したくなった場合、相手に迷惑かけたくない心配があります。
これだったら貸し切りなので、気にせずトイレなどに行くこともできるのではないでしょうか。
※すみません、リンク切れています。
レンタルシアタールーム アバック座
アバック座は「映画館を貸し切る」をコンセプトに、映画館に近い視聴環境を用意することで、作品への没入感を追及した空間です。まるで小さな映画館、自分好みの映像作品を持ち込める、そして、少人数(1人~4人)で貸し切りることができるレンタルシアタールーム。アバック座は家庭では味わえない新しい映像鑑賞のスタイルを皆様にご提供します
残念ながら全国にはないので、一部の人限定になってしまいます。
もし、あなたが圏内に住んでいるのであれば検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
HSPが映画館が苦手でも楽しめる方法をお伝えしました。
まとめると
- 映画館の大音量が気になるなら耳栓がある
- 映画館の人達が気になるならレイトショー
- 平日は火曜、木曜の11:00から15:00の時間帯
- 席は最後列
- 集中メガネを使う
- 空いている時間を狙う
- 車で楽しめる映画館を検討する
- 人の少ないミニシアターを検討する
- 貸し切り可能な映画スペースを検討する
これらの方法を組み合わせれば映画館が苦手なHSPでも楽しめます。
それでは、またお会いしましょう。
お体に気を付けてお過ごしください。
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