(1)なぜHSPは、
地味な服をえらんでしまうの
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(2)地味な服を選ばないためには
どうしたらいい?
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(3)服装が地味だと、
どんな未来が待っているの?
この疑問に答えます。
- (1)なぜHSPは服装が地味になるのか
- (2)地味な服を選ばないためには
- (3)服が地味だと中身までは見てもらえない
実は、HSPで服装が地味になるのは「目立ってはいけない」思い込みがあるからです。
幼少期に、「成功してはいけない」感情を味わったのがきっかけと言われています。
私は内向型HSPとして、40年以上すごしてきました。
そして、交流分析という心理理論を学び、
幼少期に自分に刷り込んだある禁止事項が、HSPの性格を形成し
生きづらさを生み出していることを知りました。
交流分析では人の性格を人生脚本で表現します。
HSPは6つある脚本のうち、2つを多用します。
この2つの脚本を多用するため、
HSPで生きづらいと感じる場面が多くなります。
その内容は、電子書籍「あなたがHSPに生まれた理由」で解説しています。
この記事を読むと、HSPで服が地味になる理由がわかります。
結論、HSPで服装が地味で困っているなら自分で選ばないことです。
オンライン完結型コーディネートをおすすめします。誰にも会わずに簡単にできます。
なぜHSPは服装が地味になるのか
HSPは、感受性と内向性が強い人です。このうち内向性が強いと、服装が地味になります。
反対に感受性が強いと、服装にかなり気を払います。
今回は内向性が強いケースを前提に進めます。
- 感受性より内向性が強いから
- 「目立ってはいけない」思い込みがあるから
この「目立ってはいけない」思い込みの裏には、幼少期に「成功してはいけない」感情を抱いたことがきっかけにあると言われています。
例えば、あなたが「おむつ」が湿っているから替えて欲しいと泣いたとします。
替えてもらえれば成功です。替えてもらえず、無視されたり、泣いたことを咎められたりするとどうでしょうか。
人生脚本に「成功してはいけない」と刻まれます。
HSPがもつ内向性は、成功をアピールしたけど相手の気分を害したと思い込むと、大人になっても禁止事項になります。
目立ってはいけないため服装が地味に
HSPがもつ内向性は、「成功してはいけない」禁止事項を自分に課しています。
この感情を隠すため「目立ってはいけない」のです。
そのため、服装が地味になります。
「成功してはいけない」感情とは、自分をアピールすることを意味します。
例えば、自分をアピールしなければならないとき、どんなことを思いつきますか。
服装を派手にしますよね。
自然界なら、クジャクのオスのほうがにメスに求愛するために派手な羽を活用します。
しかしHSPの内向性は、これを許しません。
実は、「成功してはいけない」を守るため服装が地味になるのです。
イメチェンするなら最初が大事
服装が地味だと、困ることがあります。
それはイメチェンしようと考えた際に、邪魔な思い込みが浮かぶことです。
HSPがもつ内向性は、「本心を悟られたくない」衝動があります。
いざ自分の服装を替えようと考えたとき、
「色気づいて」とか「チャラチャラして」とか思われたくない心理が働くことです。
そうすると、最初が重要です。高校生なら、在学中にいきなりイメチェンするのは勇気がいることでしょう。
なので、過去の自分を知らない環境が変わったときがねらい目です。
実際わたしは、大学生のときにイメチェンしようとしてタイミングを逸してしまいました。いわゆる大学デビューに失敗したわけです。
私のようにならないためにも、環境がかわるタイミングでイメチェンしましょう。
前の自分を知っている人がいると、「本心を悟られたくない」衝動が邪魔をしてタイミングを逸してしまいます。
目立つことは、自分をアピールすること。自分をアピールすることは成功すること。
幼少期に抱いた「成功してはいけない」感情をまもるため、「目立ってはいけない」も守らなくてはいけない。
これがHSPだと服装が地味になる理由です。
ただし、HSPの内向性が感受性よりも強い場合です。
地味な服を選ばないためには
HSPで服装が地味になる理由がわかりました。
そこで、地味目の服を選びがちなHSPはどうしたらいいでしょうか。
それは、自分で服を選ばないことです。
なぜなら、自分で選ぶと客観性が失われるからです。
自分のことは、自分でわかっているつもりでも「相手」からどう見えるかが重要です。
それなら、第三者に選んでもらったほうが客観性が保てます。
そこで、自分で選ばない場合どのような方法があるのか紹介します。
自分で選ばない場合
自分で選ばない場合は、その道のプロにお願いするのが一番です。
ファッションコーディネート代行
結論から言いますと、ココナラのコーディネート代行がおすすめです。
スタイリストが服えらびのサポートをしてくれます。
- 男性向けスタイリスト
- 女性向けスタイリスト
- 低予算1万円以内
- 小物からヘアメイクまで
- パーソナルカラー診断
- 顔タイプ診断
- 骨格診断
検索条件を入れれば、大きいサイズでのコーディネートもできそうです。
注意点
ココナラは個人でスキルの売り買いをするサービスです。やはり相性というのがでてきます。
最終的には、ガチャになることも予想されます。
お願いするスタイリストのレビューは、必ず目を通してからにした方がいいです。
自分で選びたい場合
誰かがコーディネートした自分に、違和感があってどうしても受け入れにくい場合もあるでしょう。
まだ「成功してはいけない」、「目立ってはいけない」の思い込みが強い状態ということです。
その場合は、自分で選ぶしかありません。
そこで、HSP向けのファッションルールに関する本を紹介します。
HSP向けファッションルールブック
これは、繊細な気質をもつ筆者が「ファッション弱者」になってしまった過去から、どんな服を選んだらよいかが書かれた本です。
もちろん、服の素材や仕事での場面など様々なシーンで活用できる一冊となっています。
これを読んでみるのは、どうでしょうか。
本のタイトルは、「繊細な人の仕事がうまくいくファッションのルール」です。
オンライン完結型コーディネートもある
しかしHSPの内向性は、お洒落なお店に入るのは苦手という人がいることも理解しているつもりです。
自分なんかが、この店に入ってもいいものかと思ってしまうんですよね。
あと誰かと同行している間の会話はどうするんだ。と不安になるかもしれません。
そこで、オンラインで解決するコーディネート代行サービスを提案します。
- メールで提案してもらえる
- 全身コーディネート1万円
依頼の流れ
気になる依頼の流れです。基本的にメールでのやりとりになります。
初回にコーディネート3案、気に入らない場合はさらに3案と合計6案まで対応してもらえます。
料金は、1万円(税別)でコーディネートしてもらえます。
服は、どこで買うの?と気になりますよね。
注文は、ZOZOタウンで行います。
ただし、自分で返品やサイズ交換までしていく流れになります。
①メールで申し込み
メールだけで完結できるのがHSPにとってうれしい点ですね。
口頭だと、緊張して思ったことと違うことを伝える心配も減ります。
メールなら、じっくり考えた上で伝えることができるので不安がないでしょう。
②メールでコーディネート案をもらう
ここでコーディネートの案が3つメールできます。
着たことないスタイルだと、第三者視点でいいと思ったものが自分に受け容れられないこともあるでしょう。
そんな場合も、別の案をフィードバックしてもらえます。
③気に入らない場合は別の案をもらう
メールだとテキストなので、細かい部分が伝わらないこともあり得ます。
どうしてもコーディネートがイメージと違う場合のみ、さらに別の3案をお願いすることが可能です。
その場合、3日以内であれば受け付けてもらえる品質保証までついています。
HSPがもつ内向性には、「目立ってはいけない」思い込みがあります。
この思い込みを解除できない間は、自分で服を選ばないことです。
誰かにコーディネートしてもらって気に入ったら、そのスタイルを参考にします。
もし自分で購入できるなら、同じ服を色違いで揃えてみるのも一つの手です。
できるだけ、オンラインで完結できるように持って行ってください。
服が地味だと中身までは見てもらえない
残念ながら見た目が地味だと、中身までは見てもらえないです。
理由は、物質主義(資本主義)とHSPの内向性との相性がよくないからです。
この件に関しては、HSPの魂レベルは成人期か老年期【もうすぐ人間卒業かも】でも触れています。
物質主義では、目に見えないものは信用してもらえません。
目に見えるものが、再現性を生み価値を生んでいるのがこの地球なのです。
したがって見た目は、思っている以上に重要です。
一人で収入を得られて生きていけるなら、何の問題もありません。
ほとんどの場合、会社や人間を経由しないと収入を得られない仕組みになっています。
いまは完全にオンラインで済む時代じゃないか、という意見もあることも理解しています。
しかし、匿名で信用を得るのは一部の才能に恵まれたひとだけです。
どこかで、対面しないとスムースに話が進まないのも事実です。
その際、服装が地味だと選ばれないわけです。
似たような候補がたくさんある中からどれを選ぶかと迷ったら、人は少しでも見た目がいい方が選ぶじゃないですか。
「目立ってはいけない」思い込みを解除
服装が地味だというのは、思い込みからだと書きました。
この思い込みを解除するには、思い込みだと気が付くことです。
わたしが20歳くらいの頃は、HSPなんて言葉もないし、これが当たり前だと思っていたんですね。
しかし、交流分析と出会って他の性格との違いを見てみると明らかに不利だと思いました。
なぜなら、「目立ってはいけない」思い込みの裏に「成功してはいけない」思い込みが隠れていたからです。
HSPがもつ内向性は本当に生きづらいです。
成功しなければ、自己肯定感をあげることは難しいでしょう。
服が地味でなくなると明るくなれる
服装が地味だと、行動も地味になります。
したがって、成功することから遠ざかってしまいます。
反対に、派手までとは言いませんが服装が明るくなると積極的になれます。
積極的になると、自己肯定感もあがりやすいと思います。
いままで諦めていた、お洒落な店にも、人が多くいる場所へも行動範囲が広がります。
そうすると、交友関係まで変化します。
いままで付き合うことがなかった人と知り合えるだけで、成功する機会が増えるということですね。
自己肯定感を上げるには、服装は非常に重要だということです。
お洒落でなければ本当にダメなのか
ダメではありません。
自己肯定感が下がらないなら、服装は地味でも問題ないと考えています。
HSPは内向性の他に、感受性の弱点も抱えています。それは、「相手を喜ばせよ」の思い込みです。
人から好かれたい、気に入られたい意識から相手に合わせる行動をとっていないでしょうか。
これが時に優柔不断になり、自分の感情でさえも犠牲にしてしまうのです。
人間関係を良好に保つことも重要です。しかし、それは本当にあなたが望んでとっている行動ですか。
あまり社会に洗脳されすぎないで生きたほうがラクじゃないですか。
HSPの服装が地味で自己肯定感が上がらないなら、服装をコーディネートしてもらう。
反対に自分を責めていない、自己肯定感が下がらないならそのままで問題ありません。
「服装が地味で、相手から気に入られないかも」は思いこみかもしれません。
そんな「条件付きの愛」でつながっていても、長続きはしないからです。
服装を変えた方がいいのか。それともそのままでいいのかは自分のストレス状態をモニタリングすることで変えてください。
要はパフォーマンスがでているなら、無理してまで変えなくてもいいじゃないですか。
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