HSPの役割は炭鉱のカナリアと 称されることがあります。
炭鉱で働く人のために炭坑内に有毒ガスが発生している場合に知らせる役割だというのです。
そして自分はすぐに逃げずにみんなのためにいち早く危険を察知して知らせているのそうです。
そうするとHSPは自己犠牲という役割も担っているのかもしれません。
カナリア自身も命の危険を察知したらまずは自分を守らなくては死んでしまいます。
それなの逃げるより前にみんなに知らせているのです。
これって自己犠牲の精神では ないでしょうか。
誰かのために何かを与える。
生物の生存競争の原理はまずは自分が生き残ることです。
HSPはまるで逆のことを しているわけです。
これはこれで素晴らしい才能です。
ただこういう解釈もできると考えられます。
炭鉱で働く人たちに利用されている
HSPは何か企んでいる人たちに何かと言い寄られる場面もあります。
まず自分を守らなくては 相手に何かを与えることはできません。
疲弊するだけです。
HSPに炭鉱で有毒ガスを察知できる 能力があることは理解できました。
日本は平和です。
いまのところ有毒ガスが 発生していないように感じます。
ただし危険はいつやってくるかは わかりません。
その時がきたら、おそらくみんなの役にたつのでしょう。
そんな平和な日本で有毒ガスを察知する状況は少ない気がします。
今はまず自分が生きていくための有毒ガス察知以外の能力で生活をしなくてはなりません。
HSPの多くが悩んでいるのは ここです。
生きていくための方法を身につけなくては生活はできません。
HSPには一人の時間が必要です。
会社に出勤して働くと なかなかこれを成立させることが 難しいです。
すると自営業が選択肢の一つとして 候補にあがります。
結局のところ、HSPが持つ想像力を活用してみんな仕事を作りだしているのは必至だと考えます。
だからHSPにはこの仕事が ベストだという答えはありません。
行動しなければ何がいい仕事なのかわかりっこないです。
HSPはみな生きづらいと感じて生きています。
私も同感です。
それは人生が思い通りにいかないから、そのように感じるわけです。
これはHSPに限らず すべての人に言えることです。
ただすべて思い通りにいってしまったら、それはそれでつまらないはずです。
TVゲームをやってて 主人公が最強の装備で ゲーム内を進行していくと、最初は楽しくてしょうがないです。
しかし次第に飽きてきます。
なんでもすべて思い通りに クリアできてしまうからです。
HSPの役割は今は有毒ガスを察知する時期ではないけど、そのうちくるかもしれないから。
だけど仕事は「想像力を駆使して頑張ってみつけてくださいね。」というのが HSPの役割なのかもしれません。
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