霊幻道士3のキャストも魅力的な人が勢ぞろいです。
ラム・チェンイン扮する道士とその弟子の掛け合いが素晴らしいです。
そして今回登場する妖術師とインチキ道士もストーリーに華を添えます。
キョンシーを油で揚げてしまう衝撃的なシーンがこの映画の見どころとなります。
霊幻道士3 キョンシーの七不思議
1987年公開の香港映画です。
この映画は古いですが、今見ても十分に楽しめます。
ストーリーも練りに練っていますし、出演する役者さんは個性的で飽きません。
多分30代以上の人は観たことある人も多いのではないかと思います。
冒頭のゴールデンハーベスト。
独特な効果音で始まります。
物語は新築の家に起こる奇怪な現象に悩まされる、ある一家から始まります。
一家の主人がキョンシー退治を生業とするマオ道士に仕事を依頼します。
さっそくマオ道士は道具を駆使して、除霊を開始します。
霊幻道士3のキャスト
道士
出演は定番のラム・チェンイン。
道士といえばこの人。
眉毛が一本につながっていて、凛々しいです。
アクションシーンにCGが施され、効果音も素晴らしいです。
村を襲撃する山賊に対して、村民と一致団結して撃退する役を一手に引き受けます。 村人からは尊敬され、あらゆる策をみんなと協力して練ります。
弟子たちに山賊の切り傷に男性の尿が効果的だと指南して、トイレに妙な竹筒を仕掛けられたりします。
自身の誕生パーティーでは弟子たちからプレゼントを受け取ります。
中身は弟子がいたずら目的で購入したものが入れ違いで渡されてしまいます。
プレゼントの中身を空けて変な笑い声を出してしまうところも見どころです。
アカン(チャン)
出演はビリー・ラウ。
霊幻道士でも警察の隊長役で出演しています。
やはり態度は大きい。
村の自警団の隊長。
そして道士の弟子のひとりでもあります。
いざ敵を目前にすると及び腰なのは定番です。
ある日レストランでインチキ道士にイチャモンをつけます。
ところがインチキ道士と一緒に食事をしていた2人のキョンシーに復讐されてしまいます。
イチャモンをつけたことが仇となって、キョンシーに操られてしまいます。
レストランにいた老人の杖を丸ごと飲み込まされてしまう復讐を受けます。
武器は中華包丁。
弟子(テイチー)
出演はバーン・ユンサン。
アカンと共に道士の弟子を務める。
自警団の副隊長としてアカンと村を護ります。
アカンと同じくお調子者。
妖術師の遺体が沈んでいる井戸に先陣を切って確認しに行くが、体を掴まれてしまい殺されてしまいます。
ミン道士(マオ道士)
出演はリチャード・ン。
(※リチャード・ウン)
身寄りのないキョンシーである、ターパオとチーパオと暮らす道士。
幽霊退治の腕前は半人前で、ターパオとチーパオと結託し自作自演で架空の除霊することで収入を得ている。
いわゆるインチキ道士。
ダイボウ(ターパオ)
出演はルイ・フォン。
マオ道士とともに架空の除霊に協力して生活を共にするキョンシー。
身寄りがなく、いつまでもこの世をさまよっているところをマオ道士に拾われる。
作品中では腕を伸ばしたり、顔を膨らませたりすることが可能。
チャンにレストランでいたずらをしたことによって、復讐をうけてしまう。
サイボウ(チーパオ)
出演はホー・キンウェイ。
同じくマオ道士とともに架空の除霊に協力して生活を共にするキョンシー。
ターパオと一緒に行動を共にする。
冒頭ではマオ道士と演技で対決する場面では吹矢を使って、マオ道士の股間に見事命中させる。
女妖術師(オーボ)
出演はウォン・ヨォクワン。
村に幾度となく襲撃を仕掛け、略奪を繰り返す山賊のリーダー。
妖術を使い、村人たちを苦しめる。
山賊の一味が人質として捕らえられるのを助けに向かうが、返り討ちにあってしまう。
結局仲間は救えず、自身もキョンシーとなって最終決戦を挑む。
山賊
出演はチェン・ウインチュン他。
女妖術師の山賊一味として襲撃に加わるが、道士の見事なまでの策にとらえられてしまう。
最後は絞首刑で死んだ後もキョンシーとなって蘇る。
キョンシーとなってからは壺に封じ込められる。
壺から力づくで脱出を試みるところをマオ道士によって天ぷらにされてしまう衝撃的なシーンがある。
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