【漫画あり】HSPは会社で長く働けない

HSPの人たちのブログなどを読んでいると多くのひとが会社勤めで疲れているようです。

それは社内外の人間がたくさん絡む機会が多くて疲れてしまうのだと考えます。

これはHSPだけに限った話ではないでしょうが、HSPの場合多くの情報が飛び交うと余計に疲れるからです。

その原因はやはり一人の時間を確保できないことに尽きると考えます。

一人の時間に集中したいのに感受性が豊かなものだから、ついつい他の情報が気になってしまいます。

これでは本来の業務に集中する前にエネルギーをロスして無駄になってしまいます。

HSPは一人の時間が確保されると生産性が高い

HSPのみなさんのブログを拝見していると、プロフィールはフリーランスだったりあるいはカウンセリング業をやっている方が多いようです。

ということは会社で長く働くとエネルギーをロスしすぎてしまうからなのでしょう。

会社員で働いているHSPももちろんいますが、少ない印象です。

逆にHSPに気づいてから会社で働かない選択をする人もいます。

確かに工夫次第で長く働く方法はあると考えます。

しかし、定年までの期間がどんどん延長される傾向にある現在はHSPの体力はますます消耗していくことが予想されます。

これをやり続けるのはしんどいと思います。

本来HSPは内向性が強いので、こういった環境ではなく一人の時間が十分に確保された環境であれば 長く継続する才能があると考えています。

HSPにはいったん人との接触を断って何かに没頭したら気づいたら一日が終わっていたという経験があるでしょう。

この性質を活用した方が生産性が高いと考えています。

あとネガティブ思考になりがちなのも長く働けない一因となっていると考えます。

私はネガティブ思考でもいいと思っています。

逆にネガティブな人にしかできない視点で何か発見ができるのではないかとも考えています。

一番問題なのはネガティブになって行動できなくなることが恐ろしいです。

ネガティブでもいいので行動力を失わない状態がHSPにとって理想です。

ネガティブの内容はほとんどが心配や悩みごとです。

ネガティブのメリットはそこに課題があるということを教えてくれているということです。

たいていはそんな事起きるわけないじゃないかで片付けられてしまいます。

しかし世の中何が起きるかわからないこそHSP自身がアンテナになって
課題を見つけている役割もあるのだと考えます。

もしそれらが生まれなかったら解決する方法を発見するまでに至らないですし、 行動することもないです。

HSPが会社で長く働けない理由

資本主義の競争の仕組みに適応しにくい

HSPはもはや資本主義と逆行する性格だという印象があります。

生き残るには収入が必要だという現在の社会の仕組みがかなりHSPを苦しめています。

これはHSPだけに限った話ではありませんが、競争する仕組みがHSPにはなじみにくいです。

人と争うことより支える側につきたい

HSPは競争するより誰かを支える立場にいたほうがうまく行くと考えています。

沢山のひとがいる環境ではなくてごく少数の人と関わる環境がいいです。

あと沢山の人がいたとしても言葉のやり取りが少ない環境がいいかもしれません。

電話でやり取りするのはHSPにとっては刺激が強いのでオススメできません。

HSP同士でコミュニティを作ってそこで収入を得るのもひとつの手かもしれません。

あたらしく仕事をつくってしまうのもアリだと思います。

誰かに依頼するにも相手に悪いなという考えになりがち

だったら一人で完結できる範囲に仕事を限定できる分野を見つけるほうがいいです。

私はブログとプログラミングで今のところは生活していこうと考えています。

収入が安定するまでには苦労するかもしれませんが、ストレスレベルは現在安定しています。

孤独を愛するソリタリーは社会で真っ当に働けるのか という記事を見つけたので参考に張っておきます。

この記事は内向型優位のHSPに該当する内容です。

HSPが会社で長く働けない場面

・オフィスのフロアが広すぎる

・ひっきりなしに電話が鳴っている

・しょっちゅう会議や朝礼が行われる

・電話でやり取りすることが多い

・毎日満員電車で会社に行かなければいけない

・デスクにパーティションがない

・作業中イヤホンで周囲の音をシャットアウトしたいができない

・同僚や上司とうまくやっていくことが難しい

・基本的に一人で黙々と作業をしていたい

これらはHSPでない人も疲れるでしょうが、HSPにはそこで無駄にエネルギーをロスしています。

HSPは物事を見る視点が会社で求められる視点と異なることも、会社で働いてきて感じたことがありました。

とかく空想論を発言しがちで、今の技術では到底実現するのが困難な夢みたいなことを言ってしまい賛同を得られませんでした。

想像力が豊かすぎたのです。

ドラえもんの道具でしか実現できないような内容です。

内向性が強いと夢想家になってしまい賛同を得られない場面もあります。

逆にHSPにとって理想の条件は
・やることが明確になっている
・自分のペースで作業を進めることができる
・意思の決定も自分の思った通りに行える
・一人の時間と空間を確保できる

このような環境だと考えます。

会社で長く働いているHSPもいる

もちろん長く続いているHSPもいることは理解しています。

これはHSPの理想の条件に近い環境が整っているため、長く働くことができていると考えます。

このように条件が揃う環境であればHSPも会社で長く働くことは可能です。

私は現在の会社では、これにかなり近い環境で8年会社員として働くことができました。

それまでは3社でそれぞれ3年くらいしか続きませんでした。

続かない理由はなにより、一人の時間を確保できなかったことが要因だと考えています。

資本主義の競争原理になじめないHSP

生物の生存競争の原理とまったく逆に方向が向いているように思えるHSP。

しかし現実に同じような気質の人たちがいるということを2017年に知りました。

ということは進化して生きながらえてきた理由が何かあるはずです。

それともHSPは今後縮小傾向に向かっているのかそれはわかりません。

しかし現実問題、生きていかなくてはなりません。

会社で長く働くことがよしとされてきた考えが今変わりつつあると感じています。

これまで進化して生き残ったHSPの存在意義が何かあるはずです。

現在のHSPの役割は何なのかこれは行動して探すほかないですが、 かならず見つかると信じています。

HSPは会社で長く働けない

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