24個の禁止令

No.1 存在するな

No.1存在するな
場面幼少期に虐待を受けたり、
あからさまな拒絶や存在無視、
あるいは「お前さえいなければ~」などと
親の不幸の原因が
子どものせいであるような感情を味わった。
脚本内容自分は価値がないと感じたり、
アルコールや薬物などに
依存してしまう人、
リストカットをしてしまう。
禁止令「存在するな」の場面と脚本内容

No.2 健康であるな

No.2健康であるな
場面普段かまってくれない親が
病気やケガの時だけ優しくしてくれた。
親が病弱で寝込んでいたり、
何度も入院する姿を見ていた。
脚本内容「ちょっとした風邪やケガでも
大げさにしてしまう」、
無茶な暴飲暴食、
不健康な生活を続けるようになる。
禁止令「健康であるな」の場面と脚本内容

No.3 信頼するな、人を信用しなくてはならない

No.3信頼するな、人を信用しなくてはならない
場面親がすぐ約束を破ったり、
普段は優しいのに急に怒ったり、
突然態度を変えるなどで、
裏切られる経験を繰り返す。
脚本内容「やはり人は信頼できない」
禁止令「信頼するな、人を信用しなくてはならない」の場面と脚本内容

No.4 重要であるな

No.4重要であるな
場面子どもの頃に、
親から「お前はダメだ」などと
否定されたり、怒られてばかり、
親に自分に意見を聞いてもらえず
自己主張が許されなかった。
脚本内容常に目立たないように心がけ、
責任を負うのを嫌う。
逆に自信がありすぎるような人や、
つねに自分のすごさを
アピールするようなケースもある。
禁止令「重要であるな」の場面と脚本内容

No.5 変わっていなければいけない、正気であるな

No.5変わっていなければいけない、正気であるな
場面子どもの頃に、
頭がおかしいかのような発言や
行動をした時だけ、
人からほめられたり
注目してもらえたりした。
脚本内容「あなたは変わっている」
「あなたは変だ」といわれると嬉しくて、
クレイジーな行動で注目を集めようとする。
禁止令「変わっていなければいけない、正気であるな」の場面と脚本内容

No.6 親しくなるな 、近づくな

No.6親しくなるな 、近づくな
場面子どもの頃に、
親から「忙しいから後にして」
「静かにして」などと距離を置かれたり、
避けられたりした。
脚本内容人と親密になれなかったり、
仲良くなると自分の方から
壁を作ってしまったりする
大人になっても
自分の本心やプライベートを
打ち明けられない。
禁止令「親しくなるな 、近づくな」の場面と脚本内容

No.7 愛着を感じるな

No.7愛着を感じるな
場面幼少期に、
親から愛情を与えられなかったり、
愛情を求めたら拒絶された、
放置、無視された、
虐待されたりしたことで、
愛情を求めたりすることやめてしまった
脚本内容「私のことを愛してくれる人なんかいない」
「人を愛するのがこわい」
特に寂しさを感じやすく、
人の愛情や好意を疑ってかかってしまう。
禁止令「愛着を感じるな」の場面と脚本内容

No.8 属するな

No.8属するな
場面親が非社交的で、
親戚や近所との付き合いを好まなかったり、
学校でいじめや仲間外れを経験した
脚本内容学校や職場などの集団・組織に溶け込めず、
いつも一人で行動することが多くなります。
禁止令「属するな」の場面と脚本内容

No.9 子供であるな、悲しみを感じるな

No.9子供であるな、悲しみを感じるな
場面子どもの頃に、
親に「お兄(姉)ちゃんなんだから」と
言い聞かされたり、
弟や妹の面倒を見るように命令されたり
責任を負ってきたりした
脚本内容自分の感情(悲しみ)を優先することを
回避して人生の快楽はすべて怠惰だと
思うように。
子どもっぽい人を見てイライラしてしまう。
禁止令「子供であるな、悲しみを感じるな」の場面と脚本内容

No.10 (自分のことで)欲しがるな

No.10(自分のことで)欲しがるな
場面自分のために苦労や我慢をし続けている
親の姿を見ていたり、
「欲しいといってはいけない」
「我慢しなさい」と言い聞かされていた。
脚本内容自分と同じ人が好きな友達の恋を
応援してしまうように、
自分の欲求を後回しにし、
欲しがることを回避するように。
禁止令「(自分のことで)欲しがるな」の場面と脚本内容

No.11 お前であるな

No.11お前であるな
場面幼少期に、
親からいつも兄弟姉妹や他の子と比較され
他の子ばかりほめられたり、
「だからお前はダメなんだ」と
人格的に否定されたりする。
脚本内容つねに自分と他人を比べてしまい、
強い劣等感に苛まれたり、
それを否定するために
過剰な競争心を抱いたりする。
禁止令「お前であるな」の場面と脚本内容

No.12 お前の性であるな

No.12お前の性であるな
場面「本当は、男(女)の子が欲しかった」と
言われて育ったり、父(母)親不在で
男(女)らしい遊びや役割など
男(女)性性を身につける
機会を持てなかった。
脚本内容同性だけの集団にいるのが苦手な人や、
異性の友だちばかりで
同性の友だちが少ない。
禁止令「お前の性であるな」の場面と脚本内容

No.13 (親から)離れるな

No.13(親から)離れるな
場面子どもだけが生きがいで、
子どもを手放したくない親から
「お前がいなくなるとお母(父)さんは~」
というように言われた。
脚本内容用が済んだらすぐに家に帰らなければと
思ってしまう人や、親が一緒にいないと
不安になるもしくは
親がいない時だけ自由を感じる。
禁止令「(親から)離れるな」の場面と脚本内容

No.14 目立ってはいけない、見えるな

No.14目立ってはいけない、見えるな
場面幼少期に、いつも大声で怒鳴る、
すぐに暴力を振るう親の元で、
親に見つかって怒られないようにしていた。
脚本内容目立つ存在になることは、
自分の身に危険を及ぼすから
自己主張もやめておこう。
禁止令「目立ってはいけない、見えるな」の場面と脚本内容

No.15 何もするな、実行するな

No.15何もするな、実行するな
場面幼少期に、しつけが厳しかったり、
心配性で過保護、過干渉な親のもとで、
些細なことまで注意されたりして育った。
脚本内容従順な子どもであろうとし続けた結果、
大人になっても指示を待ち、
積極性に欠け、人の意見に従ってばかりに。
禁止令「何もするな、実行するな」の場面と脚本内容

No.16 成功を感じるな、喜ぶな・満足するな

No.16成功を感じるな、喜ぶな・満足するな
場面子どもの頃、親からつねに
「まだまだ」「もっと」
「そんなんじゃダメだ」
などと言われ、成功体験や達成感を
感じたことがない。
脚本内容「まだまだ」「もっともっと」と
過剰に頑張り過ぎてしまったり、
やりすぎて失敗したり、
身体を壊してしまったりする。
禁止令「成功を感じるな、喜ぶな・満足するな」の場面と脚本内容

No.17 成功してはいけない、成し遂げるな

No.17成功してはいけない、成し遂げるな
場面幼少期に、
親から何かを成し遂げたり
上手くいった時には褒められずに、
逆に失敗した時に励まされたり慰められた。
脚本内容肝心なところで失敗し、
自己破壊的な人生を送ってしまう。
禁止令「成功してはいけない、成し遂げるな」の場面と脚本内容

No.18 成長するな

No.18成長するな
場面「全部お母(父)さんがやってあげるわよ」
と親がなんでもやってしまったり、
甘やかされて
過保護・過干渉に育てられたりした。
脚本内容責任ある立場を任されるのは苦手に。
禁止令「成長するな」の場面と脚本内容

No.19 セクシーであるな

No.19セクシーであるな
場面父親が、
セクシーになっていく娘を嫌悪し、
セクシーな振る舞いや身なりを
禁止したり、娘と距離をとったりする。
脚本内容性的なことに対して
極端な嫌悪感や罪悪感を感じたり、逆に
「性的なことは自分には関係ないもの」
と思い込んで、
極端に無関心、無頓着、無防備に。
禁止令「セクシーであるな」の場面と脚本内容

No.20 考えるな

No.20考えるな
場面子どもの頃に「ああしろ、こうしろ」と
指示的・支配的、
「親に口答えするな!」と
一喝するような威圧的な
親のもとで育った。
脚本内容占いや迷信を盲目的に信じ込む人、
科学的根拠のないものを信じやすい人、
人の話を鵜呑みにしてしまうように。
禁止令「考えるな」の場面と脚本内容

No.21 楽しむな

No.21楽しむな
場面幼少期に、
自由に楽しむことを許されなかったり、
楽しんでいるときに
「調子にのって喜んではいけない」と
言われた、自ら楽しもうとしない
親のもとで育った。
脚本内容楽しむことに罪悪感を感じたり、
楽しむことをずっと後回しに
し続ける傾向に。
禁止令「楽しむな」の場面と脚本内容

No.22 感謝するな

No.22感謝するな
場面幼少期に、親から「ありがとう」と
言われて感謝されたことがなかったり、
人に対して「ありがとう」と言ったり
感謝をしない親のもとで育った。
脚本内容自分が”してもらっていること”には
気づかずに、自分が
”やってもらっていないこと”には
敏感なため、不平不満を抱きやすい。
禁止令「感謝するな」の場面と脚本内容

No.23 怒りを感じるな

No.23怒りを感じるな
場面幼少期に、親から「我慢しなさい!」と
素直に欲求や感情を出すのを
抑え込まれたり、
「泣いて(怒って)はいけません。」と
特定の感情を禁止されたりした。
脚本内容自分の感情を抑えこみ、
物事に無関心・無感動になってしまう、
またはその逆の傾向に。
禁止令「怒りを感じるな」の場面と脚本内容

No.24 くつろぐな

No.24くつろぐな
場面子どもの頃、「ダラダラしていないで、
ちゃんと勉強しなさい」などと、
くつろいだりのんびりしていると
怒られたり、つねに忙しそうに
している親を見ていた。
脚本内容いつも頑張りすぎてしまい、
のんびりゆったり過ごすことが
できない傾向に。
禁止令「くつろぐな」の場面と脚本内容

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