自称HSPが「うざい」件について【あなたはこう見られているかも】

HSP

今回は自称HSPと公言することで非HSPからどう思われているかを書きます。

結論として自称HSPは別に問題ありません。

まずは自分がHSPだと受け入れることが重要です。

相手に理解されるよりも、まず自分で受け入れてください。

その一方で、自称HSPに対して「うざい」と感じている非HSPがいることも事実です。

なぜ「うざい」と感じているのか。それは

自称HSPがうざい理由
  • 繊細で傷つきやすい自分に酔っている
  • 繊細でない人を見下している
  • 繊細さを「かさ」にして特別扱いして欲しい
  • 繊細な人こそ、他の人より優れている

という印象を持っているからです。

私は決してそんなつもりはないです。

しかし一部の人は「うざい」と感じているようです。

詳しく見ていきましょう。

自称HSPを公言すると嫌な顔をする人もいる

自称HSPを公言すると嫌な顔をする人もいるようです。

非HSP側からするとHSPが一方的に配慮を要求していると感じるからでしょう。

要するに「うざい」ということです。

ネットでHSPをググると、自称HSPは「うざい」と書き込んでいる人もいます。

直接的に「うざい」とまでは書かなくても、私にはそう感じます。

例えば、

  • 繊細で傷つきやすい自分に酔っている
  • 繊細でない人を見下している
  • 繊細さを「かさ」にして特別扱いして欲しい
  • 繊細な人こそ、他の人より優れている

などの意見があるようです。

私はこのような発言をしたこともないし、HSPでない人を見下したことなど一度もありません。

なかにはHSPを「言い訳」にするな、「アイデンティティ」にしているとまで言っている人もいます。

言い訳にするなというのは、逆にあなたがHSPだったらそう言えるのか疑問に感じます。

そしてHSPをアイデンティティにしてもいいと思います。

HSPは個性なので、それをアピールすることは本人の自由です。

他人にとやかく言われる筋合いはありません。

ただHSPは感受性の強い人が多いので、「相手に特別扱いして欲しい」心理は理解できます。

感受性の強い人は相手から自分を「一人の人間として受け入れて欲しい」という欲求があるからです。

「うざい」と思われても最終的には気にしなくてOKです。

あとHSPには「特別な能力」が備わっているという印象を与えてしまっているようです。

例えば

  • 感受性が豊かなので相手の気持ちが手に取るようにわかる
  • 世の中のことはHSPのほうが知っている

など非HSPより優れているという主張をしていると受け取られてしまっています。

感受性と想像力は本当に優れていることは、間違いないです。

しかし、何にでもメリット・デメリットがあるようにHSPだけが特別優れているというのは正しくありません。

本当はHSPという言葉で排他的に非HSPと線引きをするのはよくないことだと考えています。

便宜上、そのような表現になってしまうことはご理解いただきたいです。

こういうこと言うとHSPを公言することはダメなのかという意見があります。

私はダメだとは思っていません。 公言してもいいです。

ただ、「うざい」と思っている人も中にはいるということをお伝えしたかったのです。

HSPを公言するのは悪くはないです。

しかし、まず自分がHSPであるということを受け入れましょう。

自称HSPであることで行動に制限が入ってしまう恐れがある

自称HSPでいることで行動に制限が入ってしまう恐れがあります。

それは自称HSPとして苦手なことを共通認識にしてしまうと、真っ先に避けてもいいと勘違いしてしまうからです。

例えば、HSPだと苦手なことたくさんあります。

  • コミュニケーションを密に図ること
  • 臨機応変な電話対応
  • マルチタスクをこなす
  • 人がたくさんいる環境で集中できない
  • 嫌なことに対してキッパリと断れない

対策としては

自称HSPの前に、自分で自分を受け入れましょう。

そうすることで自己肯定感が保てるからです。

少しでも自らの可能性を狭める機会が減らせると考えています。

「自身が努力や成長をしないことの言い訳としてHSPを語っている」という意見があります。

確かに何も努力しないで、行動を制限してしまうのはよくありません。

ただ挑戦してダメだったら他に方法があるわけで、やり方を変えればいいと思います。

体調を崩してまで、苦手なことをやり続けるのは一番だめです。

苦手なものは試してダメだったなら、それは仕方ありません。

ここまでやって「うざい」と言われるなら、そういった環境は離れるべきです。

相手に理解してもらう前に、自分を受け入れて自己肯定感を保ちましょう。

自称HSPであることで行動に制限が入ってしまう恐れを減らせます。

まずは自分で受け入れて、人に言うのはそれから

HSPを自称することは自由だが、「うざい」と思う人がいるのは確かです。

理由は人それぞれ心理的欲求が異なるからです。

人間の性格は6つに分類できます。

HSPは感受性と内向性が強い人のことです。

感受性の強い人は情(マイナス)の人です。

内向性の強い人は知(マイナス)の人です。

この2つの要素が組み合わさるとHSPが成立します。

【漫画あり】性格は6つに分類できる
なぜ人間関係で悩むのか HSPに限らずみなさんは人間関係で悩んでいる方もきっと多いことでしょう。 仕事やプライベートで人間関係は常に付きまといます。 なぜかこの人とは合わない、あの人とはなぜか気が合うといった状況みなさんありますよね。 それってもしかして理由があるかもしれません。
情(マイナス)とは
特徴 物事を思いやることでとらえ、感受性が豊か。問題が起きた場合相手がどう感じるか、思いやることで対処する。五感(特に嗅覚が敏感)で情報を得てそこから相手を気遣ったり思いやることに長けています。 ・優しい、怒ることはめったにない ・相手がどう感じるかや思いやるこころを重要視します ・人間関係を大事にする ・人目を気にし相手に不快感を与えないよう常に気にかけています
知(マイナス)とは
特徴 一人で過ごすことがとても多い。 言葉を発さず、ひたすら物事を想像することに時間を割きます。 物事を何かに例えたり膨らませたり、常に意識は自分に集中している(内向的)。 危険なことは避けます。自分に注目がいかないよう平穏に過ごすことを重きとし、目立たない。 情報を得てそこから想像することに長けています。 ・積極的には動かず、誰かの指示を待ちます ・一人の時間を邪魔されない環境に身を置きます ・能力があっても注目を浴びることを良しとせず、目立たず平穏に過ごすことを求めます ・精密で細かい作業も器用にこなす ・雑学が豊富(~といえば~だよねと口には出さないが連想するのが得意) ・普段静かだが実は物事を客観的にとらえている

そもそも心理的な欲求が異なるのでHSPでない人からは賛同されないのは当然です。

だから「うざい」という印象を与えてしまっているのです。

でも気にしなくてOKです。

私は職場の上司に自分がHSPだと言ったことがあります。

しかし、理解は得られませんでした。

だから「何?」って感じで流されました。

それ以降、人には言わず自分で受け入れることにしました。

あとあまり人に言うと相手との「バリアを張っている」印象も与えてしまうためよくないと考えています。

これはATフィールドかもしれない。※新世紀エヴァンゲリオン知らない人はごめんなさい。

もちろんHSP同士なら気兼ねなく言えますけどね。

HSPでない人に接し方を変えてくれというのは無理があるかもしれないです。

本人も自分のことで精いっぱいだからです。

他人のことなど構っていられないはずです。

全ての人に受け入れてもらうことはできないです。

なのでまずは自分で受け入れて、人に言うのはそれからです。

まとめ

  • 自称HSPを公言すると嫌な顔をする人もいる
  • 自称HSPであることで行動に制限が入ってしまう恐れがある
  • まずは自分で受け入れて、人に言うのはそれから

以上です。

それでは、お体にお気をつけてお過ごしください。

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