HSPがデートで疲れる理由は
①相手に合わせすぎてしまうから
②一人の時間が必要だから
の2点です。
対策は
- ①少し嫌われるくらいの主張をする
- ②HSPだと理解してもらう
これを受け入れてくれないような相手なら、長期的な展望はありません。
別のパートナーを探した方がいいです。
HSPがデートで疲れる理由
理由① 相手に合わせすぎてしまうから
HSPにとってデートは非常に疲れます。
相手に嫌われないよう、相手に合わせてしまうからです。
本当は自分のしたいことではないのに、相手を喜ばせたいから自分を殺してしまいます。
私もこれまで数は少ないですけど、デートしたとき疲れた経験がありました。
どこに行くか、まず相手に聞いてそれを優先していました。
理由はまさに相手に好かれたい、嫌われたくないからです。
本当は自分の行きたいところがありました。でも言えなかったです。
相手に合わせてばかりだから、つまらないんですよね。
なんか本当の自分じゃない違和感もあります。
そうすると居心地が悪くなって、帰宅するとどっと疲れがでます。
それ以降は、何にもする気がおきません。
対策:「少し嫌われるくらいの主張をする」
それくらいがHSPには、ちょうどいいです。
自分が我慢していたら、そのあとの永い関係性は維持できないからです。
我慢していると、後で必ずその不満が噴出します。
私は一度、不満を噴出して激怒したことがあります。
HSPはたまった不満を噴出して激怒すると、自分でも収拾つかなくなります。
相手はおろか周囲が引きます。そのあと、自分自身を責めてしまいました。
こういうこというと「嫌われたら、相手との関係がなくなるじゃないか」という意見がでます。
しかし後で嫌われて関係がなくなるより、今嫌われた方がいいです。
そこで関係がなくなるようなら、それまでのことだったということです。
デートは自分を押し殺してまで、するようなものでもありません。
お互いが楽しくなければ意味がないです。
なので少し嫌われるくらい主張する。
理由② 一人の時間が必要だから
こればっかりはどうしようもありません。
克服するのは至難の業です。
HSPは一見内向的に見えない人もいます。
しかし実は裏に内向的な性格を秘めています。
内向的な性格は特徴として定期的に一人の時間が必要です。
これがHSPがデートで疲れる理由です。
対策:「HSPだと理解してもらう」
HSPだと理解してもらいましょう。
理由は相手に理解がなければ、あなたがずーっと我慢しなければならないからです。
一人になる時間が確保できなければ、そのあとの関係性はかならず破綻します。
これはHSPに課せられた宿命です。これに逆えばあなたは体にうつ症状などの異変が起きるでしょう。
例えば、デートの途中で別行動をとったり、早めに帰るなど一人になれる条件を設けてください。
2時間おきにお互い別行動をとって、また再開といった方法もアリです。
まだ関係性が浅いようなら、早めに切り上げてデートの終わりは別々に解散しましょう。
これを理解してくれないようなら、その相手との関係は辞めた方がいいです。
なのでHSPだと理解してもらいましょう
非HSPから見てデートが疲れる理由
HSPがデートで疲れる理由を書きました。
今度は非HSPから見てデートが疲れる理由もあるのではないかと考えます。
それはこんな理由です。
理由① 自分の思っていることを伝えてこない
HSPはデート中に何か不満に思っていても相手に言わない傾向があります。
なかなか相談できないんです。
相手に相談すること自体、相手の手を煩わせてはいけないと感じるからです。
要は相手に迷惑をかけたと罪悪感を持ってしまうんですね。
最終的に相手に合わせてしまってHSP自身が疲れてしまいます。
その様子に気づけないと非HSPもデートが楽しくなくなって疲れます。
対策:相手に寄り添って共感
そんな場合は、相手に寄り添って共感してください。
HSPの様子がおかしいなと感じた場合、たいてい悩みを抱えています。
HSPが自分の本位でなく相手を無理に喜ばせていないかチェックしてください。
その様子は言動に現れます。
例えば発言内容が自虐的だったりするとその兆候ありです。
「でも」「だって」「どうせ」この3Dフレーズが出てきたら要注意です。
「自分なんてどうせ・・・」のような発言です。
そんなときはHSPに対して
「大変だったね」「辛かったね」
などの言葉をかけてください。
この言葉がけの前に決してアドバイスをしてはいけません。
アドバイスを求めているわけではありません。
相手が落ち着いてきたら、アドバイスです。
この順番で対応してください。
理由② 突然帰りたいと言いだす
これはHSPのカラータイマーが点灯したからです。
どういうことかと言うとHSPは
- 感受性
- 内向性
この二つを併せ持っています。
内向性の強い人だと、2時間くらい人といると疲れてしまいます。
一人になりたくなるんです。
これをやらないとHSPはデートどころではありません。
HSPはこの性質を死ぬまで背負う宿命にあります。
だから誰かと「ずーっと」一緒というのはなかなか克服できません。
対策:定期的に一人の時間をつくる
HSPとデートする時は、次の場合で対策を変えてください。
すぐに帰れない状況の場合
車や電車で遠出した場合はすぐに帰るというのは難しいです。
その場合はお互い別行動をすればいいです。
1時間くらいお互い別のことすれば、帰りたい気持ちも少しは収まるはずです。
すぐに帰れる状況の場合
早めに帰る。これがいいです。
デートは帰るまでがデートなので、帰る時間も計算に含めて早めに帰るのがいいです。
お互いの関係がそれほど深くない場合
デートを解散して、別々に帰るというのもアリです。
ただし、無事に帰ったかどうかの連絡はしてあげてください。
一定の距離を保ちつつ、あなたのことをちゃんと受け入れていますよという意味も含めです。
連絡の返事が遅くても、あまり急かさないでください。
HSPは自分のペースというのがあります。
急かされたりするとストレスになります。
非HSPからすると相手との距離を測りにくいとは思います。
急に関係を狭めようとすれば、HSPは避けたくなります。
関係が浅いうちはヒット&アウェーです。
理由③ デートを約束したのに当日キャンセルする
これも内向的なHSPだと、よくある話です。
デートの約束する際
- 相手に悪いから
- その時はデートしたい気分だった
などの理由で約束はします。
ところが当日にデートに行きたくなくなるのが内向的なHSPの特徴です。
対策:キャンセルを想定したスケジュール
HSPとのデートの約束はキャンセルになってもいいよう、スケジュールを組んでください。
予めキャンセルするのがわかっていれば疲れることもありません。
お互い時間を有効に使いましょう。
理由④ 接し方がわからない
こちらから何かコミュニケーションを図っても、相手がしゃべらないこともよくあります。
しゃべらないのはHSPでも内向性の強い人の特徴です。
そうすると非HSPからすると、何を考えているのかわからずデートが疲れてしまいます。
対策: 相手を受け入れる
まずは相手を一人の人間として受け入れてください。
あなたがHSPに対して「私はあなたの味方ですよ」「敵ではありませんよ」というサインを送ってください。
あなたがHSPを拒否するようなしぐさ、発言をしてしまうとHSPは心を閉ざしてしまいます。
HSPは相手から受け入れてもらえると安心するからです。
HSPが相手を信頼できたなら、徐々に心の内を教えてくれるでしょう。
そうやってHSPが何を感じているのか、言葉にして引き出してください。
できればHSPは心の内を察して欲しいです。
しかし言葉で伝えなければ、HSP同士でも察することは難しいものがあります。
HSPも相手を察する能力に長けていいるといえど、時々勘違いすることもあります。
まとめ
HSPがデートで疲れてしまう理由→対策は
- 相手に合わせすぎてしまうから→ 少し嫌われるくらい主張する
- 一人の時間が必要だから→HSPだと理解してもらう
非HSPからみてデートが疲れる理由→対策は
- 自分の思っていることを伝えてこない→相手に寄り添って共感
- 突然帰りたいと言いだす→定期的に一人の時間をつくる
- デートを約束したのに当日キャンセルする→キャンセルを想定したスケジュール
- 接し方がわからない→ 相手を受け入れる
以上です。
それでは、お体にお気をつけてお過ごしください。
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