世間一般ではHSPというのはしばしば甘えているように映るようです。
しかし甘えだという人が逆にHSPの気質をもっていたら果たしてそういえるでしょうか。
言い訳だというのであれば、そのような人たちから距離を置くことが必要だと考えます。
人は生まれ持った気質を持っているのであって、遺伝子がそのように生きるように最適化しているのです。
あなたがストレスを感じたのならストレスを感じない快適な方向へ進めばいいだけの話です。
ストレスというのはそれをしないように体が信号を出しているので、 それを無視してあなたが我慢するするから、おかしなことになると考えています。
そうすると当然生きていくにはお金が必要じゃないかという壁にぶつかります。
この問題を解決する必要がありますがここは自分で見つけるしかありません。
日本は資本主義で会社に所属することが社会通念上、当たり前な時代でした。
ところが今、事情が変わってきていると思います。
会社に所属しなくても収入を得る方法が出現してきたからです。
アフィリエイター、ブロガー、youtuberなど インターネットの発展、浸透によってHSPにとって生きやすい環境が整って来たと言わざるを得ません。
昔はわからないことは誰か知っている人に直接インタビューしなければなりませんでした。
しかし今はインターネット上に豊富に情報があふれています。
まさに人にインタビューすることが苦手なHSPにとって絶好のチャンスです。
後は行動するだけです。
資本主義でメインの活動の場がHSPが苦手な会社での労働からいよいよインターネットという、HSPが得意な一人で何かを発信して収入を得る環境が整いました。
依然非HSPが会社で働く選択をするというのはHSPよりも多いのは事実でしょう。
HSPと非HSPの違い
では甘えと判定されてしまうのはどういった仕組みがあるのか、そのことについてみていきましょう。
それは性格・気質が次のように違うからです。
性格は6つに分類できるで書いた記事では人間の性格は6つに分類できます。
その6つはだれしも持ち合わせています。
ただその順番がどのように表れるかで性格がパターン化されます。
HSPは 情（マイナス）、知（マイナス） の順番 もしくは 知（マイナス）情（マイナス） の順番で現れる性格です。
※漫画6コマ目参照
非HSPは「非」という文字があらわす通り、 意（プラス）、情（プラス）、知（プラス） などの性格の持ち主です。
※漫画7コマ目参照
そもそも性格が違うので仕事に対しての意識が別の方向になりがちです。
だから会社で同僚や上司とうまくいかないことが発生するのです。
解決するには相手に合わせる必要があります。
これにはかなりのストレスがかかります。
果たしてHSPにとって定年までこれができるでしょうか。
会社で働くことはHSPに向いていない
非HSPは仕事に対して承認欲求を得たいという心の働きが強いです。
要するに人に承認してほしいという欲求が強いのです。
だから収入を高くしようと頑張るのです。
それに対してHSPは最低限生活できればあまり多くを求めません。
この違いが甘えと見られてしまう一因なのでしょう。
HSPは誰かに承認して欲しいという気持ちも少しはあるでしょうが、 強くはありません。
それは目立ってしまうからです。
HSPは目立つことを好みません。
能力があってもそれをアピールしたがらないのです。
会社の面接でも自己PRがうまくできないのはこれが理由です。
あと能力をアピールして他の人から妬まれる不安も感じやすいのでしません。
これはどういうことかというと会社の面接で好印象を得られにくいということです。
すると面接を通過することが難しくなってしまいます。
ですので会社員には向いていません。
ひとりで黙々とこなせる環境の会社なら問題はありません。
しかしほとんどの会社は人と顔を合わせなくてはなりませんので、 これがHSPの活動レベルを低下させてしまいます。
時間が限られている中でこれをしてしまうのはもったいないです。
最後に
HSPが甘えだとそうでない人から見られるのであれば、 いったん引きこもって収入を得る方法を見つけることが先決だと考えています。
引きこもって何もしないのは一番ダメですが、HSPの利点である一人の時間・空間を確保することで自分に見合った方法が見つかるでしょう。
収入を得るまでは何か言われたり周りが気になってしょうがないでしょうが、そこはシャットアウトしましょう。
何か行動していれば見つかると信じています。
会社で働くことは疲弊するだけなので非HSPの社会に身を投じるのはこころに余裕を持ってからにした方がよさそうです。
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