HSPの適職にプログラマーが候補に挙げられます。
確かに向いていると思います。
理由は私がプログラマとして稼いでいたからです。
そんなあなたにプログラマとして働くための方法をお答えします。
自己紹介
私は苦沙弥(くしゃみ)といいます。
2020年5月までIT企業に勤めていました。
ITエンジニアとしての経験は10年以上あります。
プログラマからシステムエンジニア、ネットワーク、インフラまですべて一人で担当していました。
実はHSPの天敵「うつ病」になってしまい、会社を退職しました。
HSPがプログラマに向いていると主張しておいて、どういうことなんだと思うかもしれません。
しかしそれは後ほど説明します。
HSPはプログラマに向いている

理由①:一人で仕事できる場面が多いから
プログラムはキーボードを使って一人で作ります。
話しながらプログラムを打つ人には出会ったことがありませんし、それをすると不具合が発生します。
プログラマ は一人で仕事する時間が多いので、HSPには向いています。
理由②:プログラマには繊細さが必要だから
プログラムは1文字でも間違うと動作しません。
従ってプログラムには繊細さが要求されます。
HSPには「うってつけ」と言うわけです。
細部にまで気が付くので、品質の高いプログラムが製造できます。
ただ注意しなければならないことがあります。
それは何かというとHSPは細部にばかり、意識が向いてしまうことです。
「木を見て、森を見ず」なんてことにならないようにしてください。
そうしないと仕事が遅いと指摘されてしまいます。
いつまでに完成しなければならないか、スケジュールの管理は怠らないでください。
プログラマに向いているかどうか確認する方法
オンライン学習サイト「paiza.io」で試してみる
Online editor and compiler
Paiza.IO is online editor and compiler. Java, Ruby, Python, PHP, Perl, Swift, JavaScript… You can use for learning programming, scraping web sites, or writing batch
このサイトでは無料でプログラムの学習ができるんです。凄くないですか?
しかもWEB上でできるので 、 パソコンがあれば誰にでも試せます。
「プログラマとして働きたいな」という場合は、一度試してみてください。
「paiza.io」ではプログラム言語を選択して、動作を確認する流れになっています。
サイトから出題されたランク付けされた問題を解いていって、正解を確認できます。 ゲーム感覚で試すことができるので、自分がプログラマに向いているか体感するには手っ取り早いですね。
問題は以下の様に
- Sランク
- Aランク
- Bランク
- Cランク
などのようにランク付けされています。
ちなみに時間内に一定のランクの問題を解いていくと、企業へ応募できます。
ここでプログラムを書いてみて、違和感がないか確認してください。
HSPがプログラマになる方法

プログラマになるためには3つの方法があります。
それは
- 会社に就職
- スクールに通う
- 独学(オススメしません)
の3つです。
私は会社に就職するのが一番いいと考えています。
こういうこというと、敷居が高いと思うHSPもいることは理解しています。
その場合は、「スクールに通う」方法を選択してください。
方法①:会社に就職
会社に就職するのが一番です。
- 習うより慣れよ
- いきなり収入も得られる
という理由だからです。
スクールで学んでいる期間中は、お金を支払っても貰うことはできません。
そしてスクールは実際の就職する会社と学んだことが一致するとは限りません。
会社に就職すれば、現場の生の声が聴けます。
何よりプロとして勤務していた実績が得られます。
仮に辞めたとしても、働いていたという経験から別の会社でアピールできます。
私の場合は、まず会社に就職してプログラムを3年勉強しました。
3年も働けば、一通りプログラムの工程は体験できます。
IT業界の構造もわかります。
そして私が勤めた会社はIT関連の企業に出向するスタイルで、いろんな現場で働くことができました。
このスタイルのいいところは、会社ごとにプログラムを作る方法をじかに学べるところです。
例えばA社では、プログラムの設計書をこのように書いていて、B社ではこう書いている。
といった差があったりします。このようなやり方もあるのかと非常に勉強になりました。
とはいっても、会社を選ぶ際には気をつけたい点がいくつかあります。
それは
- デスクがパーティションで仕切られていない
- 自分に関係のない電話に出る必要がある
このような環境だとHSPは疲弊してしまうので、止めましょう。
最初は仕事を学ぶことで精いっぱいです。 学ぶことを阻害する要因は排除しましょう。
なので会社に就職するのが一番です。
方法②:スクールに通う
HSPは面接が苦手です。
とはいえ、いきなり会社に応募するというのはかなりのハードルになります。
少しでも自分に自信をつけてから応募したいという気持ちがありませんか?
その場合、スクールに通って少しでも実績をつけてから会社に応募したい気持ちがあります。
ここではスクールでプログラム学習をする方法をご紹介します。
無料、有料そしてメリット、デメリットを挙げます。
無料
「paiza.io」です。先ほど紹介したWEB上でプログラムを学習できるサービスです。
Online editor and compiler
Paiza.IO is online editor and compiler. Java, Ruby, Python, PHP, Perl, Swift, JavaScript… You can use for learning programming, scraping web sites, or writing batch
有料
メリット
生徒と直接会うことはないので安心できます。
やはりHSPには生徒が多く集まる会場に行ってプログラムを習得するのはハードルが高いです。
オンラインで学習できるというのは安心できます。
デメリット
スクールに通った後、HSPにとって就職する会社を紹介してくれるのは大変ありがたいことです。
就職先で学んだことがすぐに活かせれば、問題ありません。
学んだことと就職先の会社でギャップが発生する場合があるので注意が必要です。
特に勉強したプログラム言語と同じ言語を扱っている会社に就職したほうがいいでしょう。 アピールができるからです。
方法③:独学
独学でプログラマになるのはオススメしません。
理由は、ほぼ挫折するからです。
プログラムを作って、動作の確認をするときに必ずと言っていいほどエラーが発生します。
私は最初エラーを解消できなくて、途方に暮れたことがあります。
一からプログラムを作るのは、かなりハードルが高いです。
既に完成したプログラムを一部変更するとか、不具合の修正をしてみることから始めた方が負担がすくなくて済みます。
会社に就職して最初に担当するのは
- プログラムの動作確認
- 不具合の修正
が多いです。
いきなり一からプログラムを作ることはないです。
HSPはあまり人と関わりたくないと考えている人もいるというのは理解しています。 その場合は、スクールを検討してください。
なので独学でプログラマになるのはオススメしません。
HSPはリーダーやマネージャには向いていない

自己紹介で私が会社を辞めた理由と関係があります。
HSPにとって管理職は非常に相性が悪いです。
結論:HSPにはリーダーやマネージャー職には向いていません 。
理由は多くの人とコミュニケーションを取る必要があるからです。
プログラマはシステムエンジニアやプロジェクトマネージャほどクライアントと交渉する機会はありません。 従って、一人の仕事に専念できます。
私が辞める時には、会社でのポジションは「CTO」という役職でした。
「CTO」とは、最高技術責任者というポジションになります。
要するに幹部、つまりマネージャーとしての役割が私に与えられたわけです。
非HSPから見たら、喜ばしい役職と思うでしょう。
しかしHSPにとっては、あまり嬉しいことではありません。
理由はコミュニケーションの機会が増えて、一人で集中することが難しくなるからです。
当初、私はCTOの役職を引き受けたくはありませんでした。
案の定、一人の時間が確保できなくなり休職したあと退職しました。
なのでHSPはプログラマとしての役割を維持した方が、永く仕事を続けられると考えています。
求人もプログラマ案件はまだまだあります。HSPはここに特化した方がいいです。
IT業界の中にはプログラマを中高年まで続けることに、否定的な人もいます。
しかし、実際中高年でもプログラマで活躍している人はいるので安心してください。
ですのでプログラマとしてやっていく方が、HSPには永く続けられると考えています。
まとめ
HSPはプログラマに向いている。
プログラマとして働くには
- 会社に就職する
- スクールに通う
- 独学
の3つ。
念のためプログラマが適職かどうかは「paiza.io」で確認。
HSPはリーダーやマネージャには向いていない 。
以上です。
それでは、お体にお気をつけお過ごしください。
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