(1)HSPがプログラマーになる方法を知りたいな。
(2)でも、自分に適性があるか不安。
(3)面接を通過するにはどうしたらいいんだろう。
こういった悩みにお答えします。
- プログラマーになるには会社が早道です
- プログラマーとしての適性を確認したい
- 自分でプログラムを作って公開しよう
この記事を読むことで、お金をかけずにプログラマーとしての適性を確かめることができます。
もし適性がありそうだなと感じたら、プログラマーになるための方法を3つご紹介します。
この記事を書いている自分は、ITエンジニアとして15年以上のキャリアがあります。
よくHSPに向いている職業にプログラマーが挙げられています。
ある条件をクリアすれば、HSPには向いている側面があります。
- 会社で働く
→おすすめ - スクールに通う
→お金がかかる - 独学からフリーランス
→おすすめしません
プログラマーになるには会社が早道です
会社で学んだ方がスクールや独学するより得るものが大きいです。
その理由として
- 業界のことがわかる
- 給料を得られる
が挙げられます。
業界のことがわかる
IT業界のことが、肌で感じられるのはスクールや独学では味わえない経験です。
いくらネットや動画をみても百聞は一見にしかずで、経験は何よりも貴重です。
3年も経験すれば、だいたい自分に適性があるか判断することが可能です。
そして学んだことを活かして、会社でさらに研鑽(けんさん)するのもよし、
フリーランスになるもよしです。
わからないことも、自分で調べるスキルの下地もできるし、問題に対処するスキルも磨けます。
HSPがプログラマーになった場合、システム開発の工程で気になるのが一人で作業を進められるかどうかです。
システム開発の工程
システム開発の工程でプログラマーがメインで担当するのが開発工程です。
設計書に基づいて、仕様通りプログラムしていきます。
この工程が一番、一人で作業する時間が多いです。
HSPの力が発揮できる部分になります。
要件定義はユーザーとの調整が必要な工程なので、HSPは得意ではありません。
SE:システムエンジニア、PG:プログラマー
開発工程 | 概要 | 主な担当者 |
要件定義 | システムに求められる 機能や性能、 制約条件を明確にする | SE |
設計 | 要件を満たすシステムの 構造を設計する | SE/PG |
開発 | 設計に基づいて実際の システムを構築する | SE/PG |
テスト | システムが要件を 満たしているかを確認し、 バグを発見して修正する | SE/PG |
リリース | 開発したシステムを 本番環境にリリースする | SE/PG |
運用・保守 | システムの安定稼働を 維持し、必要に応じて 改善や修正を行う | SE/PG |
運用・保守まで勉強できるスクールもあるかもしれませんが、少ないでしょう。
やはり、どんな不具合が起きるかは現場でないと体験できません。
実際に現場で多くの事例が学べる、会社で働くのがいいです。
給料が得られる
独学やスクールでは、お給料がでません。
お金に困っていないなら、独学やスクールでもいいかもしれません。
しかし、スクールの受講料は2024年の相場で50万~90万程度です。
これって結構、高くないですか?
おそらく支払いはローンになると思います。
スクールに入学して、やはり適性がなかったとなると借金になるだけです。
会社でプログラマーとして働けば、仮に時給が1300円だとしても、
4か月で返済できる計算になります。
スクールの受講期間は3か月~12か月くらいです。
スクールで学んでいる間に返済できてしまいます。
会社で働いてみて、適正がないと判断できれば借金は一切ないです。
あと、失業保険がもらえる期間まで働けば失業手当までもらえます。
会社員はハードルが高そうです
未経験で会社員として働くことにハードルがあります。
という人もいるかもしれません。
だとすれば、パートタイムでチャレンジしてみるもの一つの手です。
試しに「プログラマー アルバイト 未経験」で検索してみてください。
わんさか出てきます。
近くに会社がないという場合は、
「プログラマー アルバイト 未経験 フルリモート」で検索してみてください。
それでもまだ、自信がないと感じるなら資格を取得することをおすすめします。
何の資格がいいかというと、基本情報技術者試験です。
私は過去に、「応用情報技術者」「情報処理安全確保支援士」の資格を取得しました。
履歴書に書けますし、資格を取得していることで自信がつきます。
HSPがプログラマーになるには会社で働くのが一番いいです。
プログラマーとして適性か確認したい
適性はpaizaで確認してみよう
続いて、HSPがプログラマーとしての適性をあらかじめ確認したい場合はどうしたらいいのかという件です。
お金を掛けずに適性をためすには、paiza(パイザ)がいいです。
その理由は、以下の点からです。
- 無料で学べる
- ゲーム感覚で学べる
- レベルに応じてスカウトが来る
- プログラム言語の相性が試せる
何が凄いのかというと、ブラウザがあればプログラミングできてしまうという点です。
paizaはこんな画面です。
プログラム言語も豊富です。私が触れたこともない言語まであります。
paizaで学習できない言語はないくらい豊富です。
私がお勧めするプログラム言語は次の5つです。
プログラム言語 | コメント |
Python | 初心者にとって最も学習しやすい 言語の一つとして知られています。 |
JavaScript | ブラウザ上で動作するため、 すぐに結果が確認できます。 |
Java | JavaScriptと似ていますが、違います。 難易度が高いですが、つぶしがききます。 |
C# | 難易度は高いです。 ゲーム開発したい人はおすすめ。 |
Ruby | 読みやすく書きやすい 言語として人気があります。 |
ただし、相性がありますのでいろいろ試してみて自分にあったものを選択してください。
HSPに朗報な点がまだあります。
ゲーム感覚で学ぶことができるので、モチベーションが保てる点。
そして学習をすすめてランク(C→B→A→S)があがると、企業からスカウト(オファー)がくることです。
HSPは面接で自己アピールが苦手です。
プログラムを学習してスキルが上がることで、
自己アピールができてしまうんです。
向こうから声をかけてくれたら、うれしくないですか?
プログラマーの適性には条件がある
プログラマーには論理的思考力、コミュニケーション力、自己学習力が必要です。
ITエンジニアとして15年以上やってきた実績から、
HSPがプログラマーに適性がないことはありません。
私は論理的思考力、コミュニケーション力はないです。
ではなぜ、やってこれたかというと
HSPがプログラマーに活かせる3つの強みがあるからです。
- 持続性
- 忍耐力
- 緻密性
持続性
持続性は集中力とも言えます。
プログラムをコーディングしている最中はものすごい集中力が要求されます。
システム開発の工程で紹介した設計の工程では設計書を作ることがあります。
やるべきことが、具体的に書かれています。
HSPがもつ内向性は指示が具体的だと、
水を得た魚の様に作業を進めることができる特性があります。
しかも、気の遠くなるような面倒な作業も器用にこなせます。
この持続性がプログラマーに活かせる強みです。
忍耐力
システム開発にはバグがつきものです。
プログラマーには忍耐力が要求されます。
どんなときに要求されるかというと、原因不明のバグが発生したときです。
バグは原因がわからないと、徹夜することもあります。
バグの原因を突き止める際に、必要なのがこの忍耐力です。
HSPである私は原因不明のバグに毎日1か月間取り組んで、原因を突き止めたことがあります。
他のメンバーは半ばあきらめていましたが、私は決してあきらめませんでした。
HSPの忍耐力がプログラマーに向く強みと言えます。
緻密性
HSPの些細な異変に気が付く繊細さは、不具合の発見に一役かいます。
緻密性はシステム開発の品質に直結してきます。
開発中も不具合を発見し、チームメイトやユーザーに迷惑をかけないように心掛けています。
システムをリリースする際も、未然に不具合が起きないよう対処することに活きてきます。
HSPの緻密さがプログラマーに向いていると言えます。
ここまでプログラマーに活かせるHSPの強みを挙げてきました。
ただある条件をクリアできないと、HSPがプログラマーとしてやっていくのは無理です。
その条件とは、
- 一人の時間と空間が確保できない
- 人間関係がよくない
- 臭い・暑(寒)い・うるさい
です。
これらの条件にあてはまる環境・会社だと、集中力がそがれ仕事どころではなくなってしまいます。
プログラマーとしての適性があるかも。
と感じていても面接の際に、これらの条件を見逃してしまうと大変なことになります。
できるなら現場を見学させてもらってください。
独学からフリーランスはどうなの?
私はおすすめしません。
まだIT業界のことがわからないからです。
顧客から要望を受けてもチンプンカンプンになります。
IT業界には用語が多く、それを調べている間に納期が迫ってしまう可能性があります。
フリーランスは信用がなによりなので、私はおすすめしません。
まずは個人の責任が分散される会社で始めたほうがいいです。
とはいえ今はAIエンジニアというのがありますけど。
確かにDevinという、指令を与えると自動でプログラミングをこなしてくれるAIがあります。
その指令を与えるのにもIT用語が必要になってきますし、
品質をチェックするのは人間がやらなければなりません。
やはりある程度の知識と経験が必要です。
まずは会社で知識と経験を身に着けてからがいいです。
自分でプログラムを作って公開しよう
HSPがプログラマーになるために、会社の面接でアピールしやすいのが
自分でプログラムを作って公開することです。
理由はスキルの視覚化ができるからです。
HSPは口頭でアピールするのが苦手です。
だったら、作品を会社の担当者に見てもらうのがわかりやすいです。
どんな作品がいいかというと、WEBアプリケーションがいいでしょう。
https://ではじまるWEBサイトなら、会社の採用担当者もアクセスしやすいからです。
作ったプログラムはGithubに公開して、見てもらえるようにしておくと尚いいです。
まずは、paiza(パイザ)で自分にあったプログラム言語を見つけてください。
私がさきほどおすすめしたプログラム言語は、すべてWEBアプリケーションに対応しています。
あとフレームワークと呼ばれる、テンプレート機能があるものを使うのが主流になっています。
ぜひ、フレームワークを活用してください。
まとめ
いかがでしたか、HSPがプログラマーになるには会社で働くのが一番です。
プログラマーに向いているか、適性はpaiza(パイザ)で確認する。
面接でアピールするために、自分でプログラムを作って公開しましょう。
- 会社で働く
→おすすめ - スクールに通う
→お金がかかる - 独学からフリーランス
→おすすめしません
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