HSPとエンパスの違い【結論:内向的かそうでないかです】

HSP

HSPとエンパスという言葉がよくでてくるけど、よくわからないといったことありませんか。

違いは何なのか。お答えします。

エンパスは感受性(共感性)の強い人です。
感受性と内向性がセットになったものがHSPです。

エンパス=感受性

HSP=感受性+内向性

の違いがあります。

HSPの感受性>内向性の場合はエンパス。

HSPの感受性<内向性の場合はエンパスではない。

という違いになります。

感受性の強い人がエンパス

エンパスとは

empath

エンパスはアルファベットで書くと、「empath」です。

意味は「共感」です。共感性の高い人ということになります。

スピリチュアル方面で独自に提唱されているようですが、つまりは感受性が高いことと同じです。

要するに感受性(共感性)が強い人です。

ちなみに感受性に内向性が組み合わされるとHSPになります。

人間の性格は6つに分けられる

人間は6つの性格を持っています。

その6つとは

  • (a)思考・ 論理
  • (b)意見・価値観
  • (c)感受性(HSP/エンパスはこれ)
  • (d)内向性(HSPはこれも)
  • (e)HSS
  • (f)行動

に分類できます。

ここでは(c)感受性(d)内向性を主に取り扱います。

(a) 思考・ 論理(b) 意見・価値観(f)行動は今回は説明を省略するため、「その他」とさせてもらいます。

「その他」だとわかりにくくなるので、それぞれ「」、「」、「」といった具合に色だけに分類しておきます。

これらの性格がどのような順番で並ぶのかによって、その人の性格が形成されます。 ①から⑥はその性格が強くあらわれる順番を意味しています。

例えばエンパスなら

  • ①感受性
  • ②行動(その他)
  • ③HSS
  • ④意見・価値観 (その他)
  • ⑤思考・ 論理 (その他)
  • ⑥内向性

図で説明すると

図1

といった具合です。

①番目に感受性が強く表れます。

なのでエンパスは
①が感受性になっていることが条件となります。

これがエンパスです。

②から⑥まではどんな色の性格が並んでいようが関係ありません。
図1は一つの例で、②から⑥まではいろいろなパターンがあります。

感受性は共感性とも言える

エンパスの人はスピリチュアル方面に興味のある人が多いです。
それは様々なものから何かを感じるからです。

例えば、赤ちゃんが泣いているとします。

赤ちゃんは泣くだけで言葉を話すことができません。

そんな状況でお母さんは、その様子からなぜ泣いているのか察してあげなければなりませんよね?

「ひょっとしてお腹が空いているかな」

「もしかしてうんちが出て不快なのかしら」

といった具合です。

このとき、感受性(共感性)が役に立つわけです。

女性に感受性(共感性)が強い人が多いというのは理にかなっています。

勿論、男性にもエンパスはいます。

エンパスの男性も赤ちゃんが何をしてほしいのか、察することができる人もいると考えます。

赤ちゃんを例にとりましたが、動物や植物に至るまで何かを感じ取るのがエンパスです。

エンパスの中にはその感受性(共感性)を活かして何かしらのメッセージを受け取ったり、 占いをする人もいるようです。

ようするにエンパスは感受性=共感性が強いという意味です。

HSPにもエンパスがいる

さきほど、 エンパスの条件 は①が感受性になっていることだと説明しました。

ところで感受性の強いHSPはどうなのかといった疑問があります。

この場合もエンパスと考えられます。

ですので感受性に内向的な性格がもつ想像力が組み合わさることによって、何かを感じる度合いは増幅されます。

HSPにも2種類いる

HSPは性格が強く表れる①と②に次の

  • 感受性
  • 内向性

二つの要素を持っています。

この二つのどちらが強く性格に表れるかで、エンパスかそうでないかを分けることができます。

感受性が優位のHSPはエンパス

さきほど性格が強く表れる①と②が、感受性と内向性の二つであるという説明をしました。

HSPは

  • ①感受性
  • ②内向性
  • ③意見・価値観(その他)
  • ④思考・論理 (その他)
  • ⑤HSS
  • ⑥行動 (その他)

図で説明すると

図2

のようなパターンがエンパスです。
②から⑥まではどの色の性格が並んでいても関係ない。

つまりHSPであってエンパスでもあるこということです。

HSPだがエンパスでない場合もある

さきほど性格が強く表れる①と②が、感受性と内向性の二つであるという説明をしました。

HSPの中でも内向性が優位の場合はエンパスではないです。

例えば図2の①と②が入れ替わった

  • ①内向性
  • ②感受性
  • ③意見・価値観(その他)
  • ④思考・論理 (その他)
  • ⑤HSS
  • ⑥行動 (その他)

図で説明すると

図3

このような場合は、①が感受性でないのでエンパスではないです。

言い換えると

  • HSPでないエンパス
  • HSPだけどエンパス

の2つに分けることができます。

まとめ

エンパス=感受性

HSP=感受性+内向性

の違いがあります。

  • 感受性(共感性)の強い人がエンパス
  • HSPは感受性と内向性の組み合わせで成立する
  • HSPのうち感受性が強い人はエンパス
  • HSPのうち内向性が強い人はエンパスでない

となります。

もしあなたがHSPなのかエンパスなのかチェックしてみたいと思ったなら、ここでチェックしてみてください。


何回もチェックすると結果が変わってしまうので、最初に判定された結果を参考にしてください。

それでは。お体にお気をつけてお過ごしください。

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