HSPが当日になると行きたくなくなる心理【ドタキャンするとこうなる】

HSP

(1)HSPは当日になると行きたくなくなるのはなぜ?

(2)当日にドタキャンしそうな場合、どうしたらいいの。

(3)当日にドタキャンするとどうなる?

この疑問に答えます。

本記事の内容
  • HSPが当日になると行きたくなくなる理由
  • 当日ドタキャンしそうな場合の対処法
  • 当日ドタキャンした私の顛末

HSPは感受性と内向性が強くあらわれた人です。

この二つの性格のうち、

特に内向性が強いと当日になると行きたくなくなります。

内向性は一人で過ごすことを心の栄養としています。

心の栄養が不足すると一人になりたくなる性質があります。

約束した当初は、余裕があり気になりません。

ところが、当日が近づくにつれ

一人の時間を過ごせない不安が増してきて、

当日ドタキャンすることもあります。

内向性はそもそも本心では参加したくないはずです

感受性は相手を喜ばせなければいけない意識があるため、

相手からの誘いに安請け合いしてしまう傾向があります。

この時点で断るのがベストです。

結果、(特に内向型)HSPは当日になると行きたくなくなります。

本記事を読むことで、HSPが当日に行きたくなくなるメカニズムがわかります。

私は内向型HSPの当事者として、40年以上すごしてきました。

そして、交流分析という心理理論を学び、

HSPについて生きづらさを軽減するための情報を発信しています。

幼少期に自分に刷り込んだある感情が、HSPの性格を形成し

生きづらさを生み出していることを知りました。

交流分析では人の性格を人生脚本で表現します。

HSPは6つある脚本のうち、2つを多用します。

この2つの脚本を多用するため、当日になると行きたくなくなる場面が多くなります。

HSPが当日になると行きたくなくなる理由

本心では参加したくないのに、相手を喜ばせようと安請け合いしていないでしょうか。

冒頭でHSPは①内向性と②感受性が強くあらわれた人と言いました。

内向性と感受性に分解して考えてみます。

①内向性(本心では参加したくない)のに
②感受性(相手を喜ばせよう)と
安請け合いしていないでしょうか。

に分解できます。

問題なのは「②感受性(相手を喜ばせよう)と安請け合い」の部分です。

つい相手を喜ばせよう、嫌われたくない気持ちから断れないことがよくあります。

最初から会う約束をしないことです。

では、なぜ当日になると行きたくなくなるのか。

答えは①内向性(本心では参加したくない)の部分にありそうです。

内向性は一人の時間を過ごすことが心の栄養になるからです。

一人の時間が過ごせないと、ストレスになる特性があります。

飲み会などの会う約束は本心ではしたくないはずなんです。

ただ、会う約束した時点では感受性が優位で、

本当に参加したい気持ちが優勢だった可能性もあるでしょう。

当日になると行きたくなくなるのは、

内向性の3つの要素が絡んできます。

当日になると行きたくなくなる理由
  • 内向性の心の栄養に反するから
  • 内向性の禁止令が作用するから
  • 内向性の拮抗禁止令が作用するから

内向性には「〇〇してはいけない」禁止事項で、自分に課しているあるルールがあります。

このルールを禁止令と言います。

このルールがHSPの性格を形成していると考えてください。

内向性の他の禁止令について詳しく知りたいかたは

こちらを参考にしてください。

内向性の禁止令は、どんな禁止事項かというと、

目立ってはいけない」です。

禁止令「目立ってはいけない」

これは言葉の通りで、人の目に触れてはいけないのです。

当日が近づくにつれて、この禁止令「目立ってはいけない」は強く作用してきます。

当日までは、誰の目にも触れないので問題ありません。

しかし、当日が近づくになるにつれて

「目立ってはいけない」禁止令を守れない恐れがでてきます。

これが、集まりに行きたくなくなる感情のベースになります。

禁止令を守らなくてはいけないため、

一人で過ごすことを心が要求し、

行きたくなくなるのです。

いよいよ禁止令が守れないことが濃厚になってくると、

HSPは禁止令と別の代替手段をとるようになります。

その代替手段とは、自分が強くなければいけない衝動です。

これを拮抗禁止令といいます。

拮抗禁止令「(自分が)強くあれ」

拮抗禁止令とは禁止令が守れないときに、

代替手段として作用する別の禁止令です。

禁止令という表記が誤解をまねきそうですが、

〇〇しなければいけない」衝動のことです。

(自分が)強くあれとは、

自分の感情をおもてにだしてはいけない状態と考えてください。

当日になると、本心では行きたくなくなる感情が顕在化し、

極端に口数が少なくなります。

自分の本心を伝えたくないため、

相手からのLINEやメールへのレスポンスが極端に少なくなるのです。

拮抗禁止令は、緊張・プレッシャー状態を伴います。

この心の葛藤で「参加するか、ドタキャンしようか」揺れ動くことになります。

行きたくなくなる衝動に対して、「参加できない」と回答できれば、問題ありません。

しかし、内向性が感受性よりも優勢になると、当日にドタキャンすることもあります。

拮抗禁止令「相手を喜ばせよ」

これは内向性ではなく、感受性の側面の話になります。

感受性にも拮抗禁止令が存在します。

それは「相手を喜ばせよ」です。

これは相手に合わせようと、本当は行きたくないけど

会う約束をしてしまう衝動に駆られやすいです。

当日になって、会う約束をしなければよかったと後悔します。

と同時に、相手に対して罪悪感がうまれます。

HSPが当日になると行きたくなくなる心理を時系列に並べました。

赤字が優勢の状態です。

イベント感受性の側面内向性の側面
飲み会に誘われた拮抗禁止令
「相手を喜ばせよ」
(本心は
参加したくない)
会う約束をする拮抗禁止令
「相手を喜ばせよ」
(本心は
参加したくない)
当日が近づく禁止令
「目立ってはいけない」
当日(相手に罪悪感)拮抗禁止令
「(自分が)強くあれ」
当日にドタキャン(相手に罪悪感)拮抗禁止令
「(自分が)強くあれ」
HSPが当日になると行きたくなくなる心理

最悪、当日ドタキャンになります。

HSPがドタキャンすると、どのような心理になるのか、もう少し補足します。

拮抗禁止令「相手を喜ばせよ」と拮抗禁止令「(自分が)強くあれ」が対抗し、

心の中でせめぎあいます。

相手に悪いなと思いつつ、

自分が強くなくてはならないけど、強くなれないイメージです。

例えば、

自分の本心を外に出せないと
  • LINE、電話のリアクションが遅い
  • 連絡が取れなくなる
  • 自分の感情を誰かに悟られたくない
  • 自分のプライベートを優先する

といったことが行動にあらわれます。

以上HSPが当日になると、行きたくなくなる理由でした。

当日ドタキャンしそうな場合の対処法

自分に正直になりましょう。

ドタキャンするくらいなら、最初から承諾しないほうが相手を喜ばせるからです。

相手を喜ばそうとしないで、自分を喜ばせよう。

当日ドタキャンしそうな場合の対処法として、以下を挙げます。

当日ドタキャンしそうな場合の対処法
  • 行きたくないのに安請け合いしない
  • 行きたくなくなったら早めに断る
  • ドタキャンしても自分を責めない

行きたくないのに安請け合いしない

感受性の側面にある、

拮抗禁止令「相手を喜ばせよ」がきっかけで

行きたくないのに引き受けてしまうことがあります。

誘われた時点で断ることほうが、後で断るよりも労力が少なくて済みます。

そして今後のトラブル防止につながります。

相手を喜ばせなくていいんです。これは思い込みです。

行きたくないなら、断ってください。

断ることが、相手を喜ばせることだと考えてください。

行きたくなくなったら早めに断る

とはいえ、成り行き上ことわれない場合もあるでしょう。

断るとその場が収拾つかない場合は、別の機会に断ることにしましょう。

早めであれば、人数の都合もつくでしょうし、相手を喜ばせることに繫がります。

当日まで引っ張らないほうが、罪悪感もすくなく自分もラクになれます。

禁止令「目立ってはいけない」から拮抗禁止令「(自分が)強くあれ」まで進行すると、

ますます自分の首をしめてしまいます。

ドタキャンしても自分を責めない

ドタキャンしてしまったあなたは、自分を責めているでしょう。

ここまできたら仕方ありません。

開き直ることをおすすめします。

決して自分を責めてはいけません。

ただ、内向性の拮抗禁止令

「(自分が)強くあれ」は自分の感情を

おもてに出してはいけないのでした。

こちらの心境を悟られまいとなって、

向こうからの連絡に対して消極的になるのがわかっています。

ここが踏ん張りどころです。

必ず連絡はしてください。

連絡しないとどうなるかは次の章で。

自分に正直になりましょう。

自分も喜ばせると、相手を喜ばせることにも繫がります。

当日ドタキャンした私の顛末(てんまつ)

ドタキャンすると人間関係がこじれます。

当日になって無断で飲み会をキャンセルしてしまったからです。

私が20代のころ、内向性をこじらせていました。

あるサークルの飲み会を当日、無断キャンセルしたことがあります。

安易に相手を喜ばせよう、嫌われまいとの気持ちから

参加すると回答してしまったのです。

これがすべての間違いでした。

当日までしばらくは、参加したくない気持ちはありませんでした。

しかし、前日くらいから徐々にソワソワしだし、

内向性の禁止令「目立ってはいけない」が騒ぎだしたんですね。

それでも、その日はやり過ごしました。

そして、当日。

内向性の拮抗禁止令「(自分が)強くあれ」が

感受性の「相手を喜ばせよ」に打ち勝ってしまいました。

どうしても、行きたくない気持ちが抑えられなかったのです。

結局、幹事に連絡もすることなく、店にはいきませんでした。

「目立ってしまう」ことが嫌すぎて、飲み会の開始時刻以降は、

ずーっと罪悪感をもったまま自宅での時間を過ごすことになったのです。

むしろ参加した方が、よかったかもしれません。

翌日、サークル内でメンバーと顔をあわせたときに、幹事の2名から非難されました。

当然ですね。

それ以来、会うたびにそのことについてネチネチ言われ続けることに。

最初の段階で断っておけば、このようなことにならなかったと

身をもって経験したのでした。

無断でドタキャンしてしまったことは、お詫びしたいと思っています。

私が支払うはずだった会費も、みんなが負担した可能性もあります。

それでも、自分は責めてはいけません。

HSPは当日になって無断でドタキャンすると、人間関係がこじれるかもしれません。

まとめ

本記事のまとめです。

当日になると行きたくなくなる理由
  • HSPがもつ内向性が原因
  • 内向性の禁止令
    「目立ってはいけない」
    が作用するから
  • 内向性の拮抗禁止令
    「(自分が)強くあれ」
    が作用するから
当日ドタキャンしそうな場合の対処法
  • 行きたくないのに安請け合いしない
  • 行きたくなくなったら早めに断る
  • ドタキャンしても自分を責めない

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