HSPの仕事の選び方

HSPの仕事の選び方 HSP

HSPの仕事の選び方は一人で完結できるものにする。 これに尽きます。

HSPが繊細過ぎて生きづらいのは、仕事がしっくりこないからだと思います。

ネットで調べるとHSPの悩みが 最後に行きつくところは仕事だと考えます。

HSPの仕事の選び方というのは 正しくないかもしれません。

選ぶというのはすでにそこにあるものから決めるということです。

すでにそこにある仕事ってHSPの誰かが体験しています。

HSPとして働きやすかったらそれが採用されているはずです。

しかしそうではなく、みんな自営業を選択していることが多いと感じます。

自営業はすでにあるものから仕事を選択しているのではなく、自分で仕事を作りだして 収入を得ている印象です。

長く働き続けることができるかどうかは、やってみないとわからないものばかりです。

かといって現実問題生活していくには 仕事を見つけなければなりません。

ここではこれだというベストな具体的なものはあげません。

ただしこのルールを守れば 選ぶことも見つけることも できると考えています。  

HSP仕事の選び方のルール

HSP仕事の選び方のルール。

ルール:一人で完結できる範囲のもの

それは 一人で完結できる範囲のものにする。

HSPが仕事を続けられない原因として、周囲の人たちと一緒になって作業を進める環境が挙げられます。

一日中、フロアのデスクに席を並べて仕事を進めるスタイルはHSPには大変ストレスがかかります。

パーティションで区切られたデスクならば、まだストレスを軽減できます。

また作業中はイヤホンをするなど周囲の雑音をカットできる環境もストレスを軽減できます。

席の近くに電話が置いてあるのは、とつぜん鳴るかもしれないのでそちらの方が気になってよくありません。

あとフロアにたくさん人がいて静まり返った状態だと、HSPには空気が張り詰めているように感じてしまいよくありません。

逆にフロアがうるさすぎるのもHSPにとっては作業に集中できません。

ただし一人で居る場合は 静かな環境でないと、これまた集中できません。

作業に集中しすぎて疲れたときは気楽に誰かとおしゃべりできる環境だといいです。

ずーっと一人で作業しつづけると孤立感を覚えてしまうのでときどき誰かと気晴らしした方がいいです。

会議や朝礼が多く開かれるような環境は何を発言しようかとそっちに長時間悩んでしまうので本来の仕事に身がはいりません。

人から注目される場はHSPにとって 好ましいものではありません。

ひとりで黙々と作業を完結できる環境が 理想です。

多くの人と連絡を頻繁にとる必要がある環境は HSPにとって疲れてしまうので よくありません。

なぜHSPの仕事選びはこんなにも制約が多いのか

人間の性格が6つに分類できることからHSPの特徴が見えてきます。

HSPは5人に1人いると言われていますが、そんなにいるとは思いません。

私の考えでは6%だとみています。

その6%のHSPが特に強く性格として持っているのが
情(マイナス)知(マイナス) の2つです。

1つ目の情(マイナス)は感受性豊かです。

外からの刺激に敏感になります。

常に外からの情報を受け取って何かを感じようとします。

いうならばあなたがアンテナで常にレーダーを張り巡らせているわけです。

レーダーが何か補足しようものなら否応なしに脳が感じ取ってしまいます。

これでは本来の仕事に集中できるはずがありません。  

2つ目の知(マイナス)がもっとHSPを悩ます要因となっているようです。

この知(マイナス)は内向的です。

物事を深く時間をかけて考える特徴があります。

それには一人になってじっくり考える必要がでてきます。

何かに集中するためには周囲に人がいてはいけません。

なので仕事の環境として一人で完結できるもので なくてはなりません。

以上2つの性格的要素 である 情(マイナス)知(マイナス) が影響してHSPの仕事の選び方に制約が発生する理由となります。

HSPの私が仕事選びで体験した場面

私はITのエンジニアとして これまで10年以上仕事してきました。

2017年にHSPという言葉を知るまでは 私が仕事をしていてストレスに感じていたことが 明確になっていませんでした。

HSPの私だけが余計にストレスを感じて疲れていたんです。

仕事をしていてパソコンに向かい、もくもくと作業をしているときがもっとも安心できる瞬間でした。

一人でもくもくと作業をする環境にもっていくまでにいろんな人と相談して プログラムの仕様を決めたり調整したりするのはすごいストレスでした。

この工程を乗り越えた後は一人の時間になれるのでストレスはあまり感じませんでした。

私がITエンジニアとして 10年以上やってこれたのは、一人の時間を確保する割合が 1日のなかで大半を占める条件が整っていたからです。

HSPにとってこの条件が崩れてしまえば途端に立ち行かなくなります。

その環境が続くようならば最後は辞めることになるでしょう。

結局HSPの仕事は何を選べばいいのか

結局HSPにとって仕事は何を選べばいいのかという意見がでてきます。

ここではこれを選べ、と断定はすることができません。

やってみて自分にあった仕事を見つけるしか方法がないからです。

ただこれだけは言わせてください。

HSPの仕事の選び方で、失敗しない方法は一人になって完結できる仕事です。

これさえ守ればHSPの生きづらさが低減できます。

これに尽きます。

HSPの仕事の選び方は行動すること

HSPの仕事の選び方は行動することです。

何でもいいからやってみる。

やってみたら壁にぶつかることがほとんどです。

そうやって長く継続できるものが次第に見えてくると考えています。

ほとんどのHSPが会社で働くことではなく自営業をしていることが多いです。

仕事を選んでいるというか自分で作りだしています。

HSPは想像力豊かなので、例えば 「レンタルなんもしないひと」といったビジネスまでも生みだすことができます。

一人で完結できるそういった仕事を作り出すのが HSPにとっていい仕事の選び方なのだと考えます。

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