つい嫌なことがあると、ストレスを解消しようとしてアルコールに頼ってしまう傾向があるひともいるのではないでしょうか。
アルコールがやめられない理由
HSPが持つ性格要素である情(マイナス)には感覚的な心地よさを求める特徴があります。
感覚的な心地よさはお風呂にはいったり、アロマセラピーといったお香などを焚いて気分よく過ごすことが挙げられます。
あとおいしいものを食べるといったこともこれに該当します。
2019年でいうとタピオカが流行しましたが、これも情(マイナス)の要素を持つ人が一役かっているのではないかと考えられます。
やわらかいものだったり、モフモフしたものに関心が向くようです。
タピオカを求める行列がほとんど女性だったことからも納得できます。
その一方でストレスレベルが高くなってしまうと情(マイナス)は刺激物を求めるようになります。
例えばたばこ、辛い物、アルコールといったものでストレスを解消しようとします。
特にアルコールは体に強く影響を与えるので情(マイナス)の要素をもつHSPはやめられなくなる可能性が大きいです。
キッチンドランカー
情(マイナス)は女性に多い要素というのは前にも書きました。
女性が台所で家族の食事を準備するといった形態がいまも多いことから、
強いストレスがかかった状態で感覚的な心地よさを求めてアルコールで解消しようとする傾向があります。
やはり体に強く影響を与えるので段々とやめられなくなるのです。
台所にあるみりんでアルコール依存症になるケースもあるそうです。
元モーニング娘の吉澤ひとみさんはキッチンドランカーだった可能性が公判で明らかになったようです。
夫が仕事が忙しく、家族でなかなかそろって食事ができなかったこともきっかけだったようです。
育児などのストレスなども重なったのではないかと推測します。
女性だけでなくHSPの男性にも情(マイナス)の要素を持ちます。
男性の場合、仕事のストレスや人間関係でお酒がやめられないといったケースがあります。
私も残業が重なり、毎日お酒がやめられない時期がありました。
しかし飲む量はアルコール9%の度数で500mLと決めているため依存症までには至りませんでした。
友人の男性HSPと飲み会に参加したことがあります。
彼はアルコールが入るとテンションがあがり、特定の人に注意を受けてあとでめちゃくちゃ凹んでいました。
その後の彼の落ち込みようはこちらが心配になるほどで、みんながいる場所ではお酒はもう飲みたくないとまで言っていました。
最後に
HSPはアルコール依存症になる恐れは十分にあり得ると考えます。
依存症になる前にストレスのもとを除去できれば苦労はしないでしょうが、
HSPの特性の一つとして認識しておいた方が少しでも生きづらさを軽減できるでしょう。
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