私の結論はどうしてもつらかったら環境を変えることです。
周囲からあいつは根性がない奴だとか、途中で投げ出したとか言うかもしれないですが気にしなくていいと思います。
HSPと非HSPが入れ替わって生活することができないため、お互いの立場のつらさは感じる取ることはできません。
自分が一番大事(ファースト)です。
ストレスレベルが悪い方向に入ってしまう状態で仕事を継続してもパフォーマンスは一向に高くなりません。
ストレスレベルが悪い方向であるというのは、自分を責めてしまうように傾く状態です。
仕事で集中しているときに困難を解決するために成果が出た場合に発生するストレスはいいストレスです。
この類のストレスではありません。
HSPの皆さんは会社勤めの方も多いことでしょう。
その場合、HSPの人に限った話ではないですが必ず遭遇してしまう問題があります。
それは人間関係です。
特にHSPにとってもストレスの多くを占める避けては通れない話題です。
元々HSPは自己主張が強いわけでもなく、仕事に対する意欲はないわけではないですがHSPでない人から見るともう少し積極的に動いて欲しいとか指摘を受けることが多いことでしょう。
仕事をこなす上で詳細な段取りがイメージできてかつ誰にも干渉されない環境であればものすごい集中力を発揮できることでしょう。
しかしながら今のオフィスのレイアウトがそのようになっていない、つまりはパーティションで区切られていない。
そういった環境ですと周りの視線や会話内容が聞かれているのではないかと無駄に注意がいってしまいます。
これが本来の仕事の効率を落とす大きな原因となります。
これでは仕事に集中できるはずもありません。
まずはHSPの人にとっては自分に集中できる環境が必要なわけです。
HSPではない人からすると
「そんなこと気にしながら仕事してるのか」とか
「そんな暇があったら手を動かせ」といった
厳しい意見をもらう可能性もあるでしょう。
しかし気になってしまうのは本人がどうにかできるレベルではありません。
それはHSPの才能でありデメリットでもあります。
ぜひこのことをHSPでないみなさんにも知っていただけたら幸いです。
繊細で敏感で仕事において誰もが気付かないようなもしくはどうでもいいようなことにも注意が向いてしまうHSPですが、積極的に対処できるようであれば仕事に対する評価は向上することでしょう。
それがなぜか悪い方に傾いてしまうことが多いように思えます。
例えば会議で積極的にアイデアを出している人を傍らに自分は緊張やこんな意見を言ったら場の空気を乱すのではないかとそちらの方に注意がいってしまい発言ができなかったなど。
そうするともったいないですね。
雰囲気がしらけたとしても、意外と言ってみたほうがいいかもしれません。
もちろん的が外れるときもありますが、そうでない場合はみんなからそんな視点があったのかといった具合に新たな気づきをもたらしてくれることもあると思います。
変なこと言ったからって次の日は誰も覚えていない可能性だってありますし、
人生長いので何十年もそのことを覚えている人もいないです。
他人は自分のことで精いっぱいですので自分のことに手がかけられないです。
ただ注意が必要なのは些細なことに気づくのはいいのですが、コメントする際に相手が納得できるようにした状態で発言することです。
その場が静かで何か言わなきゃという場の雰囲気に押されてコメントの内容が現在の話題の文脈から明かな枝葉的(マニアック)なコメントだと場がしらけてしまうので避けましょう。
一見枝葉のコメントでもちゃんと本筋に関係のある内容に考えがまとまった状態で発言した方がより効果は高いです。
気後れせずといっても、あまり気にしすぎないということに集約されますが何かアクションを起こしてみることが重要だったりします。
別にそれをしたからあなたが死ぬわけではありませんし、それほど周りの人が注目しているかというとそうではない可能性がありますよ。
とにかく前進(行動)です。
ネガティブな感情は緊張すると際立ってしまいますが、くよくよしないことです。
次回は対人関係で悩むタイプ別対処法をお届けしたいと思います。
どうしてもつらかったら環境を変えてください。
一度自分のストレスレベルを平常値に戻し、心にゆとりができたら再アプローチしてください。
自分が効率よく仕事量を発揮できる条件を仮説して検証して探っていくしか道はないと思います。
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