HSPは罪悪感に引きずられる

HSPは罪悪感に引きずられます。

誰かと会話しててちょっとマズいこと言ったかも、
あの人との約束断ったけど相手は気を悪くしていないか等、
後で思い返して考えてしまいます。

しかしそれは考えない方がいいです。
なぜなら自分を責める方に引きずられるからです。

なので罪悪感をあえて持たないくらいがちょうどいいです。

罪悪感に引きずられると自分を責めてしまう

自分を責めてしまうHSP。

相手のことを気遣うことができることは素晴らしい才能です。

しかし相手を気遣うのは、まずは自分が安定していなければなりません。
でないと共倒れです。

自分を責めてしまっている状態では
相手に何をしたらよいかわかりません。

罪悪感はまさに自分を責めている状態です。

罪悪感は自分を改善させるために持つことはいいことですが、
HSPは過度に罪悪感を持ってしまいます。

なので意識的に罪悪感を持たないように意識することで、
ちょうどよく自分を安定させることができると考えます。

HSPが罪悪感に引きずられる理由

HSPが持つ豊かな感受性。
これは相手を気遣うことができるということです。

相手を気遣うということは自分を犠牲にするということです。

本来なら自分だけで生きていくので精いっぱいです。

なのに自分の身を削ってまで相手に何かをしてあげられるHSPの豊かな感受性は
相手ファーストの精神です。

そしてHSPは自分ではなく相手がどう感じるか常に気を払っています。

そこに少しの迷いが生じます。

相手のために尽くしすぎて自分のことがおろそかになってしまうのです。

自分が自分でも気づいていないうちに自心のトリートメントをついうっかり忘れてしまうのです。

そしてHSPは相手の意向にできるだけ応えたいと考えています。

だから相手の依頼や誘いを断ることに罪悪感を持ちます。

HSPにとって罪悪感はかなり持続性があります。

何気ないタイミングで思い出したりします。

例えば1日に1回、1週間に1回、1か月に1回などと定期的に訪れます。

思い出した罪悪感はHSPにとって自己肯定感を下げる要因になることがほとんどです。

自己肯定感が下がることでネガティブ思考になりがちです。

ネガティブ思考になると動けなくなります。

最終的には行動をしなくなります。

これがHSPが罪悪感に引きずられる理由です。

HSPが罪悪感を持つ場面

イベントの誘いを受けることで罪悪感

友人知人からイベントのお誘いを受けることがあります。

しかしHSPがもつ内向的な性格によって一人で過ごしたいときがあります。

誘ってくれたことは大変ありがたいことです。
しかし今は一人で過ごしたいので、断ろうと考えています。

このような場面でHSPは罪悪感を持つことがあります。

まず、断ることに罪悪感を持ちやすいです。

そして断ったこと後も罪悪感を持ってしまうことです。

断った後のイベントの最中も相手の気分を害していないか気にしてしまい
一人で過ごすことに集中できなくなってしまうのです。

イベントの最中、みんなが自分のことをどう思っているか考えないようにする。
でないとせっかくの一人の時間が有意義に過ごせません。

不用意な発言で罪悪感

HSPは感受性が強いと言っておきながら不用意な発言をしてしまうこともあります。

私はフットサルが好きでよく試合をします。
会場はたくさん人がいる場所ですが、好きなのでなぜか参加できます。

こんな状況で罪悪感を持ったことがあります。

フットサルは5人で行うサッカーのようなスポーツです。

その日は試合の参加者が不足していて誰かに参加してくれるようお願いをしようとしていました。

試合に参加するためには通常、料金がかかります。

ところが主催者側のはからいで試合を成立させるために料金はいただきませんと言ってくれたのです。

そこで試合に来ていた友人の知り合いに声をかけたのです。

「料金はいらないので体だけ借りられればいいから、参加してくれないか?」

はっきり覚えていないですが、こんなようなことを言ったと思います。

友人の知り合いの中には女性もいて、友人から私の発言した内容を咎められました。

もの凄い罪悪感です。
そしてこの記憶は定期的に訪れます。

いまも定期的にフットサルは続けていますが、試合を何回かするたびにそのことを思い出します。

頭の中はきまって罪悪感です。

罪悪感が定期的によみがえります

HSPは昔のことをよく覚えていることが多いです。
なのでふとしたタイミングで罪悪感が蘇りやすいです。

罪悪感を持ってしまっても自分を責めないでください。
過ぎてしまったことはどうしようもありません。

定期的に蘇ってきたら、再び同じ状況を繰り返さないための天の声だと思いましょう。

改善するためのいいいきっかけだと考えることです。

罪悪感をあえて持たないくらいがちょうどいい

このようにHSPは罪悪感に引きずられやすい性質があります。
ただ全く罪悪感を持たないということは人間である以上難しいと言えます。

しかし過度に罪悪感を持ちすぎないよう意識を変えることはできます。

罪悪感を持ってしまったら引きずられないように
あえて「まぁいいか」と思う比率を高めていけばいいです。

それくらいがHSPにとってはちょうどいいかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました