HSPが打たれ弱くストレスに弱い理由

HSPは打たれ弱くストレスに弱いです。

それには理由があります。

非HSPにくらべ極限状態のストレスを感じた時に振る舞うシステムに違いがあるからです。

HSPはストレスを自分の内面に向ける

HSPは極限状態に陥ったときストレスを外に解消することをしません。

自分の内面に持ち帰ることをします。

争いを避ける傾向があるからです。

外側(相手)から内側(自分)に避難するといえばいいでしょうか。

非HSPはストレスを自分の外側に向ける

それに対して非HSPは極限状態ストレスを感じた時、
外つまりは相手に対してストレスを解消する仕組みがあります。

非HSPはどのように外側に向けるのか

例えば非HSPがストレスに直面した時はこの様な方法で局面を解消しようとします

・相手にあおり運転や相手を脅迫するような態度で大声であたる

・正しい判断ができないことを相手に対して批判する

・自分の頭で考えないバカなやつだと言い放つ

・自分がされた嫌なことを相手に仕返しする

このようにどれも外(相手)に対してストレスを解消します。

あまり自分を責めるというようなことはしません。

仮に責めたとしても外に対して方法や行動することで解決します。

HSPはどのように内側へ向けるのか

それに対してHSPはこのようにして極限状態のストレスを解消しようとします。

・このような事態になったのは自分が悪いからだ

・相手が怒っているのは自分がしっかりしていないからだ

・いったん自分ひとりで引きこもりその事態が起こったことを時間をかけて理解しようと試みる

これらはどれも内(自分)に対してストレスを解消します。

どんどん自分という内側にためこんでいきます。

自分が悪くなくても自分を責める傾向になります。

非HSPが外に対して解決策を講じるのに対してHSPは自分ひとりで解決しようとする傾向にあります。

一人で解決できない局面が世の中にはたくさんあるのにHSPはここでハマります。

HSPは一人どうしても外(相手)に対して解決策を講じることが不得意な傾向があります。

ではどのようにしたらよいか

このようにして自分で自分を責める仕組みがHSPには存在するのです。

通常は短期間であれば解消していくはずなのですが、
そのような期間が何ヶ月も継続すると徐々に自己肯定感が低くなります。

自分が局面を打破できれば問題は何も起きないです。

しかし相手に気を遣って一人で解決しようとする、ここに問題があるのです。

非HSPからすれば答えは外側にあるのになんで内側(自分)に対して答えを求めるのかという疑問が湧くと思います。

しかしHSPにはこのような方法でストレスを解消するようにプログラムされているのです。

そのような既に存在するプログラムから外れるような行動はさらにストレスを増すだけです。

そのようになったら相手と一旦距離を置く必要があります。

時には一人にならないと下がらないでしょう。

そこで相手と対話できるようになるまでストレスレベルを下げる必要があります。

退職するいいし、通院するでもいいし環境を変えて
とにかく鬼のごとくストレスレベルを下げることに徹してください。

一旦逃げて立て直すのです。

ストレスを下げるためなら何でも行動を起こしてください。

行動です。

一人で抱えていても何も解決しません。

逃げるは恥だが役に立つかもしれません。

HSPが自己肯定感の負のループにハマってしまうのは行動しないからです。

行動するかしないかが打たれ弱くストレスに弱い自分になりつづけるかの分岐点です。

ただ一人でずーっと悩んでいる状態は絶対によくありません。

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