HSPはなぜ怒られるのか

HSPの私は過去に20代のころ、仕事で怒られたり、戦力とみなされない態度をとられた経験がありました。

確かに自覚はありました。

理由は主体性がないからです。

協調性はあるのですが、いろんな人とコミュニケーションをとることが苦手です。

ですので私はたくさんの人間がかかわるプロジェクトにはあまり向いていませんでした。

短期間ならこなせるでしょうが長期間に及ぶとストレスがかかり、 コミュニケーションをとることを止めてしまいます。

そして自分でなんとか解決しようとするうちに何をしていいのかわからなくなって また怒られるのです。

基本的にHSPは会社員には向いていません。

逆を言えば会社員をするから生きづらくなるのです。

それよりも一人で完結できるもしくは1対1の領域で行える仕事に向いていると考えます。

人を助ける仕事や想像力を必要とする仕事が向いています。

じゃあ何をしたらいいのかというのはHSPに向いている仕事に書きました。

ただし人には向き不向きがありますので、これが正解という仕事は自分で見つけるしかありません。

HSPは自分が人前で怒られるのを恐れる

仕事ができなくて怒られることがあります。

その原因が仕事に対する主体性のなさです。

ほとんどのケースが 情(プラス)知(プラス)意(プラス)の要素をもつ人から怒られることが多いでしょう。

(ケース1)情(プラス)の人への対処法

情(プラス)の人は仕事に対してスピードを求めます。

中小企業の社長に非常に多いです。いわゆるワンマン社長と言われている形態です。

HSPはマイペースで仕事を進めたい傾向にありますので、このタイプの人に怒られたくなかったら とにかく品質よりもスピードを重視してください。

プロセスより結果が大事です。

(ケース2)知(プラス)の人への対処法

知(プラス)の人は仕事に対して正確性・効率性を求めます。

眼鏡をかけている人が多いです。

納期を守り、いかに効率的に仕事ができるか常に考えています。

わからないことを質問する場合はメールやチャットがいいかもしれません。

電話する場合はあらかじめこのタイミングでしますという予告をしないとイライラされます。

理由は想定外の時間を消費したくないからです。

このタイプの人は休みの日でも仕事の段取りを考えることがあるからです。

考えればわかる、もしくはgoogleで調べて分かることは質問してはいけません。

質問サイトでググれカスと言ってくる人はこのタイプです。

(ケース3)意(プラス)の人への対処法

意(プラス)の人は仕事に対して取り組む姿勢・やる気を求めます。

割り振られた仕事に対して消極的な態度を見せると怒られます。

ネガティブなマイナス思考はなおさらダメです。

大企業の社長に多いです

自分に対して厳しいですが相手にも厳しいです。

わからないことがあった場合は積極的に質問するなどの姿勢がないと怒られます。

ただ仕事でミスしても一生懸命取り組む姿勢をアピールできていれば怒られないこともあります。

結果も大事ですがプロセスを重視します。

これら全部に対処することはHSPにとってストレスになることがほとんどです。

相手に私はHSPですといったところで理解されない可能性があります。

対処することがストレスなら会社は辞めた方がいいです。

頼りなさが怖くて

HSPは何となく頼りない印象を持たれてしまいます。

男性の場合は特につらいでしょう。

重要な判断や行動が迫られる局面では弱腰になってしまいます。

重要な判断や行動をするのにどうしても一人になって考える時間が必要です。

せかされるとこれができなくなってしまします。

なるべく一人になって誰かにアドバイスをもらってもいいです。

これだ!って思えるまで相手と距離を保ってから決断しましょう。  

なぜか怒りの矛先を向けられる

HSPは優しくてあまり文句を言わない(表に出さないだけで心の中では文句言っています!)ので 無実の濡れぎぬで怒りの矛先が自分に向かう場面もあるかもしれません。

理由はあとで反撃される恐れがないからです。

特に相手が情(プラス)の人はこれをする可能性が高いので注意が必要です。

HSPは他人が怒られているのを見たくない

私がとあるつけ麺屋さんで注文していた時の話です。

店の主人が従業員に対して客に聞こえるようにダメ出ししていました。

HSPの私はしばらくして出てきたつけ麺がおいしく感じられませんでした。

このようにHSPはこの場面に出くわすと、その場にいたくなくなります。

逆にその従業員に対して優しい言葉をかけたくなってしまいます。

HSPはミスしても咎めません。

しかし店の主人のように意(プラス)の場合は その従業員の将来のためにダメ出ししているので、 店の主人がいる前では優しい言葉はかけてはいけません。

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