確かに人が気づかないところまで気づくことが多いでしょう。
しかしHSPではない人にそれを伝えてもあまり共感されないことがあります。
「なにそれ?、苦沙弥(私のこと)って少し変わってるよね」と言われてその場は終わります。
他人と少し感覚の方向が異なることが経験としてありました。
なので会議の場でこれを発言しても賛同は得られないだろうなと思い込んで発言を控える傾向にあります。
そしてその控えた発言を自分の中で温め続けることになります。
会社での発言には効率性や方法といった利益に直結する内容が重視されますが、 HSPが気づくことというのは細部に関する内容が多いので、 的外れな発言と捉えられ重宝される機会はあまり多くはないでしょう。
もし利益に直結する発言内容ばかり気づくのであれば仕事ができているでしょう。
しかしながら非HSPに共感されないそういった細部に関する気づきから、とんでもない発見があるかもしれません。
それは非HSPにはできない発想だからです。
他の人ができない才能がここに存在しています。
気づきやすいからといって大発見ばかりするわけではありません。
たいていはその場でニヤニヤして流れてしまいます。
メモでもとっていれば後で活躍することもあるでしょう。
もしくはHSPは昔の記憶をきっかけに連想して思い返すこともあるでしょう。
HSPにしかない才能
こういった発想はどのような環境で生み出されるのか。
それは一人で居る時だと、考えます。
沢山の人がいる会議の場では、周りが気になってこういった才能が発揮しづらいです。
ですので会社に所属してという環境では難しいのではないかと思います。
それよりも一人でいるとき、何気ない日常でふと気になったことからHSPならではの発想を生み出すことになるのではないかと思います。
星座を作り出したのはHSPではないだろうか
昔は夜空を見上げれば星が沢山見えていたでしょう。
現在は沢山見るには限られた場所でしか見ることができません。
夜空に浮かぶ星々を眺め、星座を考えたのは殆どHSPが担っていたのではないかと想像します。
HSPでない人が星々を眺めるとき、きれいだなという感覚を持つでしょう。
しかしHSPはさらにそこにストーリーを作り、はたまた動物や人間にあてはめて楽しんでいたのではないかと考えています。
HSPのもつ才能はこのあたりにあると思います。
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