HSPは匂いに敏感なのは、感受性が強いからです。
この感受性の強い人は女性に多いですが、男性にも存在します。
ただ圧倒的に男性は少ないです。
感受性の強い人の男女比は1対3くらいです。
感受性の強さは五感のうちの一つ嗅覚にも影響していると考えられます。
匂いからそれが安全なのか危険なのか判断しているからです。
匂いはHSPにとって重要な情報源
HSPは匂いによって気分が大きく変化します。
いい匂いの時は気分が晴れやかになりますが、 逆に臭い場合は少しでも不快感を感じる人が多いです。
気分がすぐれないときはいい匂いを作り出せば少し改善します。
それくらい匂いはHSPにとって重要な情報です。
HSPが匂いに敏感な理由
人間の性格が6つに分類されるというのを書きました。
HSPが強く持つタイプである 情(マイナス) 知(マイナス)
特にこの情(マイナス)が五感を総動員してその場の雰囲気が危険なのか安全なのかを判断していた過去があります。
なので匂いは重要な情報の一つです。
生物が進化の過程で獲得した才能です。
すべての感覚が研ぎ澄まされていないと天敵に襲われてしまうので、この感覚が発達したと考えられます。
なので感受性が強いです。
その感覚を活用して弱い立場の存在を危険から守る役割を果たしてきたのです。
HSPが遭遇する匂いでよくある場面
・第六感が働いて何か嫌な予感をもったことがある
・街を散歩中に匂いで近くに焼き肉屋の存在があることに気づいた
・食べ物が腐っていないかすぐ匂いで確認してしまう
・電車内が臭いと気分が悪くなってくる
・自分が他人を不快にしていないか気になって口臭チェックをしてしまう
HSPじゃなくても匂いに敏感なひとはいます
HSPじゃなくても匂いに敏感なひとはいます。
確かにそういう人もいるでしょう。
ここで言いたいのはHSPが匂いで何かに気づいたり、匂いから何か連想する割合が高いということを言いたいんです。
感受性が強いというのは五感を総動員したときの感覚や感情を強く覚えるということです。
ちょっとの匂いもHSPには増幅されてしまう
このようにHSPは匂いから状況を判断して行動する傾向があるということを書きました。
感受性が強いということは他の人には少しだと思っていることでも、HSPには増幅されて受け取ってしまうことがあります。
だから傷つきやすいし、繊細だと言われるのです。

コメント